ありったけの勇気で「これからも一緒にいたいから行って欲しい」、隣「そういう時は、黙って着いてこいって・・・」 >> いいじゃないか。お幸せに。
引用元:http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1380843203/
震災絡みなので周囲に不幸があったら失礼
仙台に赴任していた時に東日本大震災に遭い、それまで話したこともなかった
マンション隣室の女性(1歳上)と協力してたら、日常生活に戻ってからも行き来する半同棲状態に
今年の春先に異動が決まったのでプロポーズしたらOKもらえて、三月中に両家挨拶と入籍と仕事引継ぎを一気に済ませて関東へ引っ越し
新部署での仕事と並行した準備の上、先月ようやく結婚式あげて一息ついたと思ってたらら、今月に入って嫁から妊娠の報告を受けて、また忙しくなるなあとニヤニヤが止まらん
おめでとう!
幸せの絶頂じゃねえか
もげたくなければ、協力とプロポーズについてkwsk
色んな幸せがいっぺんに来たな
幸せ疲れしないように頑張れ
当時、お互いいくつだったの?
地震当時は20代中盤とだけ
幸せにもげろ!
おお、もげたくないので補足するけど、携帯だから時間かかったらごめんなさい
あの日は普通に仕事してたんだが、地震が起きてビル内の安全や怪我人とかの確認を一通り済ませた後、帰れるヤツは帰ってよしとなった
徒歩通勤の俺は部屋の状態が気になるので、素直に一時帰宅することに
マンションに戻ると、共用部分の天井落ちてたり区画ごと停電していたりとそれなりに酷い状態で、俺の部屋に向かう途中で、外の光を入れるためか扉を開けて作業していたお隣さんと目が合った
一応隣室の住人としてお互い顔は知っていたが、まともに会話したのは初めてで
俺「えらいことになりましたねー」
隣「そうですねえ。電気ガス水道、全部だめです」
俺「うわ、マジですか」
隣「うちなんか、家具も倒れちゃって……」
俺「もし部屋に入っていいなら、手伝いますよ。明るいうちにやらないと危険ですし」
隣「でも、そちらも部屋の片付けとかあるんじゃ」
俺「じゃあ、自分の部屋見て、大丈夫だったらってことで」
こんな感じのやり取りした後、俺の部屋は炊飯器とトースターが転げ落ちた以外は汚部屋くらいで済んでたから、すぐに隣部屋に戻って、二人で倒れたタンスとか電化製品を起こした
片付けて失礼しようかとも思ったが、俺自身一人になるのは避けたいのもあるし、
お隣さんは懐中電灯とかラジオ持ってなかったので俺が会社から借りた防災グッズを持ち込んで、何となく夜まで一緒の部屋にいて、そこで初めて名前とか交換した
その後、お互い携帯で身内に連絡取ろうとしたが全く繋がらなかった
俺実家は関東なので楽観してたが、お隣さん実家は車で1時間半位の近場な上、お母さんしかいないとのことで、心配して何度かけても繋がらなくて、ちょっと泣いてた
朝までじっとしている方が安全だろうけど、割りきれないよなあとか思い、
俺「あの、車出しますから行きましょう」
信号消えてるし、地面隆起してるし、道路渋滞してるし、遠くのコンビナート?は炎上して怖いしと色々あったが、日付が変わる前にお隣さんの実家に到着
お母さんは無事なものの、お母さん側からも連絡不通で心配していて、すごく感謝された
夜のうちに戻る気力はなく、お隣さん母子からは泊まってくれと言われたが、女性しかいない家に泊まるのは気が引けたので、俺はカーナビでテレビ見たいと嘘ついて、ガソリン節約でまだ雪の降る季節の東北でエンジンつけずに車で一泊
続編求む
普通に奥さんからしたらヒーローやないか
でも、非常時なんだから凍死しかねない外で寝るなwww
私怨
翌日、お隣さん実家の電話借りて俺も実家に連絡したり、テレビ見てうわーとか言いつつ、夕方にはお隣さんとマンションに戻ることにしたが、お母さんからくれぐれも頼まれてしまった
マンションに戻ると、電気と水道は復旧していたがガスは1ヶ月戻らなかった
俺は翌月曜から仕事再開だがお隣さんはしばらく仕事もないため、お互い自由な時間に食料を調達したり、俺の持っていたホットプレートでお隣さんが料理したり、俺の電気ケトルでお湯沸かして風呂代わりにしたりと共同生活が開始された
どちらかといえば、俺は車出したり電化製品出す側で、お隣さんは家事
まあ、仙台中心部だから物資が完全に尽きることもなく、2ヶ月後には生活水準は大体元に戻っていたんだが、その頃になっても、普通に俺とお隣さんは一緒に飯食ったり、復旧した場所見に行ったりと一緒にいた
とはいえ、きっかけが非常事態だっただけに、恋愛に切り替えるのタイミングも分からないまま、二年近くが過ぎた今年の2月、俺に関東に行けという内示が降りた
さすがに俺も、もうヘタレてる場合ではないと思い、その日の夕飯でお隣さんと話した
遠距離恋愛なんかでは、いずれ消滅するんじゃないかと思ってたので、ありったけの勇気で、「これからも一緒にいたいから行って欲しい」みたいなことを告げたら
お隣さんは、クスクス笑って頷いてくれた
隣「そういう時は、黙って着いてこいって言ってくれる位が嬉しいんだよ?」
俺「けど、本当にいいの?(お隣さんの)お母さんと離れちゃうよ?」
隣「お母さん、前に言ってたの。俺君なら安心できるから、こっちの心配なんかするなって」
そこまで信頼されてたことが本当に嬉しかった
そのまま恋愛の告白を飛び越えて正式に婚約して、まあ、大人いこともするようになった
それからは、正式にお隣さんのお母さんに「娘さんをください」言いに言ったり、会社に「結婚するから社宅は夫婦用お願い」と申請したりと、元々の異動手続きの忙しさもあって毎日動き回った記憶しかない
急いで入籍はしたものの、やっぱり結婚式はやりたいよねとなり、関東に移ってからすぐに手配を始めて、ようやく9月に式を挙げることができた
大体、こんな所です
いい話をありがとう。
俺なら半年持たないw
>>95
お隣さんが普段はふわふわした性格のお姉さんだから、こちらを異性と見ているか判断できず手を出しづらかった
あと、俺が仕事以外では現地の友人もいないぼっち気質な上に
実家離れて初めての独り暮らしだったから、たぶん彼女よりも家族に餓えてた
下手に男女の中になって拗れるリスク増やすくらいなら、疑似姉弟くらいの方がいいよねって感じに誤魔化してたが、
人事異動が決まって、お隣さんとサヨナラすると思っただけで強烈に悲しくなったので一気に動いた
コメント
bvlgari 偽物
伊那節は、「天竜下ればしぶきにぬれる」が本来の歌詞ですが、市丸は「天竜下ればしぶきがかかる」と歌っています。