30歳目前の29歳で、ある賞をもらい、よし!結婚しよう!ということになったらしい。「受賞も結婚もおめでとう」と、みんなで集まることに… >> 小説家で食べていくのは厳しいか
引用元: ・https://www.logsoku.com/r/2ch.net/sousai/1286810258/
水嶋ヒロの話題で思い出した話をちょっとフェイクいれて投下
学生時代から10年近く付き合ってやっと結婚が決まった友人が嬉しそうに電話をくれた
結婚を後押ししたのが、彼の長年の夢だった小説家への道が開けそうだから、ということらしい
新郎は学生時代から小説を書いては応募して、落とされていて、社会人になっても夢を諦められずに、会社員をしながら応募し続けて、30歳までに小説家になれなければ諦めると公言していた。
そして、30歳目前の29歳である賞をもらい、よし!結婚しよう!ということになったらしい
「受賞も結婚もおめでとう」とお祝いを言い、その勢いでみんなで集まることになった
私はてっきりそのまま彼は小説家になると思っていたんだけど、出版社から「仕事は辞めないように」と釘をさされているということを彼女から聞いた
一つの賞を取ってもその後小説家に実際なれる人は一握りだから、仕事を辞めても出版社は責任を取れない、ということらしい。
彼は仕事を辞めて専念したがっているけど、出版社の担当の人も「赤川次郎さんほど有名な人でも数年サラリーマンと二足の草鞋をつづけていたんだから」と説得して仕方なく、もうしばらく会社員を続けることになった…ということ
披露宴の当日、新婦控室にいってみると泣きはらした目でうつむく新婦がいた
「どうしたの?」と聞くと、この半年(式に招待されてから式までの間)に彼が小説を何本かかいたけど、一つも出版社の人からOKが出ず、行き詰った末に彼が式前日、突然「仕事を辞めてきた。今日から小説家としてやっていく」と宣言したらしい
彼女も彼女の両親も驚いてとめたけれど、既に退職届は渡しているし職場から荷物も引き取った
絶対俺は小説家になる!才能があるんだから賞が取れたんだ!と言った
しかも話を聞くと、仕事を辞めたのは実は2ヶ月ほど前だったことも発覚
散々悩んだ末、皆を招待してるんだから…と式だけはやるけど、数日後に予定している入籍を実際にやるかどうかはわからない
もし入籍もしなかったら、今日のお祝いは全額返すからゴメンネ…と謝られた
当然、親族にも事情は伝わっており、式はまるで葬式のような雰囲気の中で行われた…
後は後日談としてですが…
この後二人は結局入籍せず、翌月になって彼女からお祝いにプラスしてお詫びとしてのお金をもらった
彼はその受賞作を一冊出版した後、さらにもう一冊出版しただけで作家人生を終えた
今はどっかで派遣社員か何かやっているはず
多分…
よっぽど才能があっても最初はそれほど売れない。後は継続した努力や運などが
必要なんだし。
出版業界だってそりゃ面倒見きれんわ。
一度賞とか取っちゃうと、実力があると勘違いしちゃうんだろうね。
しかもシリーズものいくつも書いてて多作な方だし。
>>973
乙!
>>972
逢坂氏のような方の姿勢こそが、現代の小説家のあるべき姿なんだろう。
地道に働いて普段の生活を続けながらでなければ、小説なんて物に出来る筈が
ない。
本を年に1-2冊じゃ程度じゃとても食べていけないのが現実。
本当に作家になりたきゃ先に有名人になれ。
ちゃんと仕事続けてまともに結婚していれば、小説家を目指した事は過去のいい思い出になるはずだったのにね。
ネーム入りのお皿やカップより始末が悪い。
そういう風に思える人なら仕事辞めたりしねーんじゃねーの
あの時結婚しなければ…とか子供が出来なければ…とか
大成しなかった理由を押し付けられそうだ
ならないって言ってるよ。
原稿料は安いし、振り込まれるのは遅いし、取材費はたいてい自分持ちだし。
原稿料を、出かけて下調べして原稿書いて、っていう全ての時間で割ったら
時給はマクドナルド以下だって笑ってた。
主婦だから旦那の稼ぎで何とかなってるけど、男が妻子を養っていくには
作家一本じゃ無理だろうなぁ。
小説家も漫画家も。
出版社の言う事聞いてりゃ可愛がられてちょっとしたコラムや記事やコピー書きなど細かい仕事ももらえただろうに。
そうしてるうちに企画を持ってこられて仕事にありつけるのに、いきなり会社やめたら誰でも引くわ。
小説家の話が出てくる
周りの人間に止められながら、振り込め詐欺に引っかかる老人のようだ…。
コメント
ここらへんは漫画の響~小説家になる方法~でやってたな
芥川賞直木賞でようやく作家を名乗れて印税が1000円x出版部数
だから1500円とかするんだね
印税が1冊1000円もあるわけないだろw
基本10%だぞ
直木賞をはじめ名だたる文学賞を取りまくり、映画化も多い浅田次郎でさえ10%だって
自分で言ってる
印税が1冊1000円もあるわけないだろw
基本10%だぞ
直木賞をはじめ名だたる文学賞を取りまくり、映画化も多い浅田次郎でさえ10%だって
自分で言ってる