地方の大学に通っていた私は、少々オタクな趣味にのめり込んでいて、見知らぬ人と趣味について語りたいと思っていました。当時はネット環境も貧弱で、SNSも全然・・
引用元: http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1446543955/
10年以上も前のお話です。
地方の大学に通っていた私は、少々オタクな趣味にのめり込んでいて、見知らぬ人と趣味について語りたいと思っていました。
当時はネット環境も貧弱で、SNSも全然。
それでとある雑誌の文通コーナーで、趣味の合う人と交流したいと思っていたところ、趣味がぴったり合う人を発見。
異性同性問わずだったのでずか、相手は女性でした。
しかし、まさか17の女子高生とは思いませんでしたが(笑)
当然、まさか付き合うことになるとは思わず、彼女もいたので単純に「趣味仲間」でした。
長文になりますが、色々書いておきます。
本筋と関係ない話もあるかもしれませんが・・・。
そもそも私は女性に対してすぐ下手に出て、とにかく嫌われたくない、と思う男でした。
今もあまり変わってませんが。
そんな自分に初めて彼女(以下元カノ)ができたので、当時は舞い上がってました。
文通相手(以下妻)とは話が合いましたが、やはり趣味中心の話でした。
相手は女子高生だし、そもそも趣味の話がしたくて文通をしてましたし。
その後、文通をゆっくり続けていく内に音楽やら物事の考え方も合うことが判明。
そこから身の上話も合わさっていきました。
正直年下は当時守備範囲外でしたし、元カノ居たので「いいコだな」とは思っても
恋愛感情はありませんでした。
しかし、妻との交流が深まるのに反比例して、元カノとの交流が薄くなっていきました。
危機感を感じて色々と頑張るも、所詮恋愛下手。全然距離が詰まらない。
で、一年にも満たない内に別れを告げられました。
わざわざバレンタインデーに。
せめて理由をと聞くと、まあひどかった。
付き合って数ヶ月で浮気されてました。しかも元カレと。
そもそも元カレに浮気されて別れて、それを慰めたり励ましたりしている内に・・・だったので、無力感や敗北感が半端じゃなかった。
女性に常に下手プラス女性不信になって、元々歪んでた性格がさらに歪んでしまいました。
長くなって申し訳ないです。
妻には彼女が居たことも別れたことも言ってなかったので、趣味やお互いの話ばかりでしたが、それが良かったのか、いつしか文通が心のよりどころに。
段々と趣味よりも身の上話が多くなっていきました。
直接話したい気持ちが高まって、電話番号を交換したりもしました。
で、初めて話した時が結構衝撃で・・・。
妻は九州出身なんですが、その訛りがまあ可愛い。
それでも元カノの件もあって、なかなか進展せず。
そんな時、ふと昼間に電話したくなって衝動的に電話をすると、運良く妻が出てくれました。
春休みで友達が泊まりがけで遊びに来てて、
起きたら偶然電話が鳴り・・・とラッキーでした。
それで色々話してる内に理想の恋愛は?みたいにな話になって、ちょっと照れながら話す妻にもう気持ちがどんどん高ぶって、気づいたら「好きです。付き合ってください」と言ってました。
妻もこの時点で私を好きになってくれていたとのことで、
「全然経験ないけど、お願いします」とOK。
お互い顔すら見ずに無茶なことをした、と今でも笑い話になります(笑)
夜勤なのでこれを書いたら夜まで落ちます。長文と割り込み、すいませんでした。
付き合うことになってちょっと経った頃、やっぱりお互い顔が見たいということで写真を送り合いました。
妻はプリクラを送ってきて、私はカメラが趣味の友人に適当にスナップを撮ってもらい郵送(思い返すと結構キモイですね)。
元々私は女性の見た目にはこだわりがなく、友人たちにも「守備範囲が球場全体」などと言われていたので、例えどんなコでも心に惚れたんだから構わない、などと思ってました。
で、プリクラが届いたので見ると・・・見た目完全に中学生。
でも可愛い(妻は否定しますが)。
本人曰く垢抜けてない地味な子だったのですが、細身で十分に可愛い。
身長も小さくて童顔で、とにかく素直。
こちらのやる事なす事に感動してくれて、尽くしてくれる。
あっという間にベタ惚れしてしまいました。
その後会う機会を何とか作って、バイト代を貯めては新幹線やらで片道5時間かけて会いに行ってました。
妻は高校卒業してすぐに就職だったし、自分も大学卒業して更に遠い地元に帰ったのですが、お互いお金を貯めては会いに行き、それが泊まりの旅行になり・・・。
妻の家庭の事情やお金の問題もあり、付き合ってから9年後に婚約指輪渡してプロポーズ。
で、翌年めでたく結婚。
現在小さな身体を一歳半の息子に振り回されながら、子育てに奮闘中です。
一応、付き合った当時は妻の歳が歳だったし、見た目は更に幼かったので、手を出すのは相当我慢しました(笑)