仕事が忙しすぎて部屋には寝に帰る程度の日々が続いたある日、夢の中で数字がハッキリと浮かんできた事があって、最初は10、翌日は24、その翌日は06・・
オカルトっぽい話なので誰にも信じてもらえそうにないんだけど
夢のお告げ(?)で嫁と出会えた話
仕事が忙しすぎて部屋には寝に帰る程度の日々が続いたある日
夢の中で数字がハッキリと浮かんできた事があって
最初は10、翌日は24、その翌日は06、また10に戻って再び24・・・みたいにループ
ここの所書類とにらめっこしていたからなーと気にしてなかったんだけど
ある時、ふと「もしかしたら、これって日付じゃないのかな?」と思う様になった
でも、仮に10月24日6時っていってもその日は誕生日でも何でもないし
その夢を見ていたのが5月の終りくらいだったので半年先だし意味はないかと考えるのをやめた
それからしばらくして、今度は夢で何処かの岬で女性と話してる自分の姿を見て
何故かその時は「10月24日にそこの岬で人と会うんだ」ってハッキリと意識してしまった
それから暇さえあればネットで岬や海岸を検索してそれっぽい場所を探して
ピッタリ一致する場所は見つからなかったけど多分ここだと思える場所を見つけたのが9月の頭頃
行った所で人に会える確証なんてある訳なかったけど、ここまできたら行ってみようと決めて
上司に延々嫌味を言われながらも、10月の23から25まで有給を取って行く事にした
場所は自宅から車で半日近くかかる場所だったので、前日の昼から出発して途中休憩を取りながら向かい
目的の場所についたのが10月24日の午前5時半頃
肌寒かったけど気分転換に散策しようと岬を一人でうろちょろして朝陽を拝んでる内に
仕事の疲れが癒えたからか、本来の目的をすっかり忘れていて小旅行気分を堪能してた
(続く)
(続き)
いい気分転換になったしコーヒーでも買って帰るかーと駐車場近くの自販機に向ったんだけど
運悪くスクーターでやってきた女性と自販機の前でかち合っちゃって
あ、お先にどうぞ、いえいえそちらこそ・・・としばらく無意味に譲り合い合戦が始まった
結局俺が先に買わせてもらえる事となったんだけど、何となく気まずかったので
思わず「初めてきたんだけど、ここって朝陽が綺麗ですね」なんて声をかけてしまった
でも、相手も嫌がる顔をする事なく「この辺りじゃ一番綺麗で、私もたまにきますよ」と返してくれて
話し込んでる内にお腹が空いたねって事で地元でモーニングが美味しいと評判の喫茶店に案内してもらい
そこから観光地なんかを案内してもらって、せっかくだからと連絡先を交換して解散
どちらからハッキリと告白したって訳じゃないけどそのまま遠距離恋愛を経て3年後の10月24日に結婚
先日の結婚記念日にデートした帰り道、嫁の方から
「あの日、実は早くに目が覚めて何故かあの岬に行かなきゃって思ってバイク走らせてたんだよね」
と驚くべきカミングアウトを喰らったので、思わずここに書き込んでみました
俺の方は流石に恥ずかしいので嫁には未だ伝えてませんw
そのうち言わないとね。凄い縁だねってさ。
引用元: ・http://mao.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1503036693/