研修課程の助教が、若い衆ばかりの参加者に「せっかく東京に来たんだから、嫁さん見つけて帰れ」とけしかけた。 >> いいね。それで頑張ったの。
引用元: ・http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1264064395/
うちの奥さんとの馴れ初めをちょちょいと。
30になる前に、勤務先の長期研修に参加するため上京することになった。
研修課程の助教が、なんというか面白い方で、若い衆ばかりの参加者に「せっかく東京に来たんだから、嫁さん見つけて帰れ」と、自分たちをけしかけた。
で、週末ごとに「じゃらん」等に掲載されている合コンや、講師先生の紹介によるパーティーなんかに参加しては「嫁探し」をしてみた。
が、元来あまり外交的とはいえない自分は場の雰囲気に飲まれてしまい、なかなか参加した女性と話をすることができなかった。
その時、寄宿舎で同部屋の同期生が「インターネットで彼女を見つけたらよかたい!」と、出会い系での彼女探しを宣言。
自分の好みに合う子を事前に抽出して、気に入った子がいたらお金を振り込んで相手のメルアドを入手すると言う方式を見て、「自分好みの女性と付き合える」と自分も相乗りで登録させてもらった。
最初の二人とは、1~2週間でメールの返事が来なくなったのでガッカリしたが、3人目(奥さん) とはよい塩梅に話が盛り上がり、パソコンでのメールのやり取りから携帯メールアドレスも交換し、日中は携帯、夜はまとまった内容をPCメールでやりとりするのを一か月近く続けた。
お互いに、「そろそろ声を聞いてみたいなぁ」と思っていた頃、奥さんの方でトラブルが発生。
気分が落ちこんだのか「声を聞きたい」とメールしてきたことから電話してみたところ、延々3時間近くの長電話。
電話を始めてから二週間後には実際に会い、更に一ヵ月後には両親に「結婚する」と報告。年末には結納を済ませてしまった。
研修の都合で、結婚式を挙げたのはそれから一年以上後になったんだが、結納後は二週間に一度は嫁の実家に泊まりに行っては美味しい物をたらふく食わせていただいた(今考えたら餌付けされていたような気がする)。
結婚式が遅くなったけど、奥さんからしてみれば「遠距離恋愛ゴッコ」気分も楽しめたし、結婚に向けて余裕を持って準備できたことで、お義母さんやお義父さんにも喜んでいただけた。