元カレ「今度こそちゃんとプロポーズするから××で会おう」って、思い出の公園を指定してきた。私は婚約したことを話して会うのを断った。>>当然だ。何考えてるんだ元カレは。
引用元: ・http://ikura.open2ch.net/test/read.cgi/ms/1404053011/
夫と出会う前段階がすごく長いけど、それがあったからこそ夫に惚れた話。
すごく長くなりますので、長文嫌いな人はスルーでよろしく。
高3から付き合い始めて、県内の同じ大学に進学して、就職もふたりとも順調にできた。
社会人になって5年経った27歳の時に、私の妹に結婚話が出た。
田舎なので親は“順番”に拘って10年近くも付き合ってるのに結婚の話は出ないの?とか煩くなった。
妹の為に結婚するわけじゃないし、こればっかりはお互いのタイミングだしなぁと思いつつ本音を正直に言えば、妹に先を越されるのは複雑な心境だったし、そろそろちゃんと考えないと、と思った。
お互いの就職先が決まった時に、結婚について話したことはあった。
いつか結婚したいねって話になって、私の方からは、子供は最低でも2人欲しいと思ってるから、できれば働きながらでも多少無理が利く20代のうちに、せめてひとりは産みたい。
その為に育休が充実した会社を選んだって。
彼の方は、3年は仕事を覚えることに集中したいって。
じゃあまずは3年、お互い仕事に頑張りますか!って言い合って、それまで通りの付き合いがその後も続いていた。
彼今どうなっているの?
25を過ぎた頃から仲の良かった友人が続々と結婚していった。
みんな交際1年とか2年でゴールインする中で、一向にプロポーズされないことに正直焦りもあった。
2人揃って披露宴に出席したこともあって周りからは「そろそろだね」とか「次は私子たちだね」とか言われるけど、彼は笑ってるだけだった。
そして妹の結婚話が出て、思い切って彼に聞いてみた。
「妹の結婚も決まりそうだし、私もそろそろちゃんとしたいと思ってるんだけど」
って言ったら黙ってる。
「もう付き合い始めてずいぶん経つし、どういうふうに考えてるかだけでも話してほしいんだけどな」って言っても黙ってる。
もしかして好きな人でもできたのかなって思った。
でもそれは聞けなかった。
「もし今は結婚できない事情でもあるなら、教えてほしい」って言っても何も言ってくれなくて、なんだか自分がとても惨めに思えて話は終了。
その後はメールを送っても返信が遅れがちになって、映画とか誘っても断られることも増えてきた。
ああ、きっと本当に他に好きな人が出来たんだなと思って、こちらからの連絡は断った。
その後、友達の結婚式の二次会で知り合った3つ年上の男性と交際が始まり、ずっと同い年の男性としか付き合ったことがなかったせいか、3つ年上の男性がとても頼もしく思えた。
ふたりの間になにか問題がおこると一緒に考えて解決しようって姿勢には、特に好感が持てた。
何よりも自分が思ってることや感じたことをどんどん伝えてくれるのが嬉しかった。
そして1年半ほどで婚約した。
その間元彼からは一切連絡もなかったし私からももちろんしなかった。
が、結婚式の一ヶ月前に彼から電話がきた。
別れを言わずに付き合ったって二股じゃん。
一般的に自然消滅と呼ばれる別れ方
と、マジレス
「今度こそちゃんとプロポーズするから××で会おう」って、思い出の公園を指定してきた。
私は婚約したことを話して会うのを断った。
そしたら20代に間に合うように仕事頑張ってきたのにとか言われた。
だったらあの時そう言ってくれれば良かったのに。
何も言ってくれなかったら分からないよ。
冷たいかも知れないけど、その時の私はそれぐらいしか思わなかった。
彼に対しての気持ちはもう無くなってて、婚約者への愛情しかなかった。
とはいえ、心の中になんとも言葉にし難い悔いのようなものが残った。
結婚して5年か6年か経った頃、同窓会に出席して、当時の彼のことを良く知る友人から聞かされたことが衝撃だった。
妹の結婚話が出て私が焦っていた頃、職場の上司の娘とお見合いをして交際が始まっていたらしい。
その娘さんとの結婚が決まれば社内での地位もある程度約束されるもので、要するに私は二股掛けられていた。
煮え切らない態度はそのせいだったようだ。
お見合いは順調に進んで、私からの連絡が途絶えたのも、彼にとっては都合が良かったんだと思う。
ところが、お見合い相手から彼自身も二股掛けられていたらしく、婚約直前で破談になっていた。
私に電話を寄越したのはどうやらその後みたい。
その友人の言うことを100%信じていいのか分からないけど、当時女性の影を感じていたのは事実だし(勘だったけど当たってた)、魔がさしただけだったのかもしれない。
でも覆水盆に返らずで、今更どうしようもない。
私にはもう大切な家庭があるし、彼の事はもう過去のこと。
私にとっては彼との別れがあったから夫と知り合えたわけだけど。