俺の気持ちは彼女にも打ち明けた。そして、もう彼女に会いに行くことをやめた。近頃、彼女の顔を思い出す。 >> これでよかったのか、付き合いを深めるべきだったのか、だな。
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.net/cafe30/1145860663/
30をとっくに過ぎている俺を、会社の先輩が初めて「風俗」という世界へ連れって行ってくれた。
それまで俺は、風俗には全く関心がなかった。
風俗のお店には、色々なタイプの女性がいる。
ギャル、或いはヤンキー風の、俺が全く関心のないタイプもいれば、オレ好みの清潔感があり、地味で大人しいタイプの子もいる。
それもその筈、彼女達の風俗との関わり方は様々で、朝から夜まで風俗での仕事一つにしぼって生活している子もいれば、週に一日か二日、一日にわずか数時間のバイト感覚の大学生やOLもいる。
風俗初体験から、三度目か四度目のある日、俺は彼女に出会った。
それぞれの店では何枚かの写真を見せられ、その中から自分の好みの女性を選ぶ訳だが、その写真があまりアテにならない場合もある。
写真ほど生身の本人が可愛くないこともあれば、逆に本人の方がより自分好みの場合もある。
初めて生身の彼女と顔を合わせた時は驚いた。
「こんな美しい人、見たことないぞ。」
緊張してしまった程だった。
しかし言葉を交わすと、彼女は気取ったタイプではなく、気さくで明るいタイプの女性だった。
身長は170cm。
女性の体重はよくわかないが、相当細身。
白い美しい肌。
大きな大きな瞳。
セクシーな唇。
指名によって三度目位に彼女と会った時に知った。
土曜日の夜3時間と、
日曜の午後3時間だけ、
その店に現れる彼女の普段の職業は普通のOLだと思っていたのだが、
彼女は看護士だった。
彼女といると心が癒されたのはそのせいもあったのだろうか。
当時オレは仕事のストレスによってかなり追い詰められていて、不眠や頭痛に悩まされていた。
そのオレにとって、その街の風俗店に行くことがだけが、当時俺がどうにか精神症
にならずにとどまることが出来たリフレッシュの時間だった。
彼女に7回か8回会った頃、彼女の存在はとても大きくなっていた。
そのことは少し苦しかった。
その気持ちは彼女にも打ち明けた。
そして俺は、もう彼女に会いに行くことをやめた。
近頃彼女の顔を良く思い出す。
彼女の声や、彼女を抱いている時のことを。
素敵な人だった。
今はどうしているだろう。
元気で、健康でいて欲しい。
あの当時の俺を救ってくれた大事な女性だ。
どうか元気でいて欲しい。
時間がもったないぞ(`・ω・´)