嫁とは田舎の高校同学年だが、クラスも違い全く接点はなかった。が、俺はある事がきっかけとなって一方的に意識していた。見かけるといつもドキドキしていた。高3の6月の雨の…
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嫁とは田舎の高校同学年だが、クラスも違い全く接点はなかった。
が、俺はある事がきっかけとなって一方的に意識していた。
見かけるといつもドキドキしていた。
高3の6月の雨の日にたまたま学校から駅までの帰り道二人きりになった。
嫁から、かなり怒り気味の顔つき&ちょっと抑えた口調で、話しかけてきた。
嫁「俺田君でしょ、変な噂流しているの!!」
俺「…へ?」
嫁「とぼけないでよ、私が○○っていうHなビデオに出ている人に似てるって言いふらした癖に」
注:○○は当時私が毎晩のようにお世話になっていたAV女優さん、実際に嫁と似てた。
身に覚えがあった、嫁を意識した原因はそれだった。
そして言いふらした事はないが、正月に2日参りした際変なテンションになり、一緒にいた仲の良い男友達(友山)に「そっくりじゃねぇ?」と話した。
俺が話したのその時だけだが、それが廻り回って大人心の分かる男の間では有名になっていた。
嫁が言うには「年頃の女性にとっては耐えられない屈辱」だったらしい。
だから素直に認めて謝るべきだったのだが、何となく恥ずかしく否定したかった。
俺「嫁川さんが○○に似ているなんて言った覚えは一切ないよ」
嫁「嘘、友山君が俺田君が言い出したって言ってたんだから!!」
俺「…う」
嫁「…貴方って最低!!」
友山のまさかの裏切りに言葉をなくした、誤魔化そうとしてさらに恥の上塗りをした。
だが今更謝れなかった。
だからつい逆ギレした。
俺「違う、俺は○○が嫁川さんに似ているって言ったんだよ!!」
嫁「それの何処が違うのよ!! 詭弁よね!!」
俺「違うだろう、ゼンゼン!! 180度違うだろ!! 分かれよ!!」
嫁「…え?」
ラッキーな事に何故か嫁の怒気が薄れた。
畳み掛けようと思い、言いふらした事実がない事を説明しようとした。
俺「…それに○○のビデオとか写真とか持ってるけど、誰にも見せた事ないから、、」
嫁「え、何それ、大切にしてるって事?」
俺「あ?、ああ」
嫁「…そう、なんだ、、、」
微妙な沈黙だった。完全に嫁の怒りは消えたようだったし、何故か顔を赤くしていた。
俺は逆ギレしたのが恥ずかしくなり、顔が火照ってしまった。
会話が途切れた。
冷静になって反省した、噂の元になった事と自分の大人気なさを素直に謝ろうと思った。
俺「…変な事ばっかり言って、ゴメン」
嫁「…もう、いいわ」
嫁は傘で顔を隠していたのでその時の表情は分からない。
知った顔が沢山いた駅についたので、さりげなく距離をとった。
なんでか知らないが、嫁は最初の会話で突然告白されたと言っているwww