9月に結婚します。民営化された配達屋さんでバイトをしていたころに配達先で知り合って、「かわいいな」と思っていたら帰り道で偶然遭遇。バイク通勤していて・・
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今年の9月に結婚します。
(最近)民営化された配達屋さんでバイトをしていたころに配達先で知り合って、「かわいいな」と思っていたら帰り道で偶然遭遇。
バイク通勤していて、帰宅途中で信号待ちをしていると、横断歩道を渡っている彼女。
思わずメットを脱いで「どうも!」と声をかけてしまった。
向こうは始めは誰かわからずにかなり警戒していた。
それからちょくちょく話す機会が増え、お互いの携帯番号を交換。
でもなんとなく電話しづらくて迷っていた。
通勤途中で彼女の実家近辺を通過していることを知ったので、帰り道に電話した。
「今○○の交差点にいるんだけど、バイクが故障したみたいで立ち往生している。
近くにバイク屋かガソリンスタンドは無いか?」
これを理由に初めて電話した。
「家にある工具を持ってそっちに行こうか?」
と言ってくれた彼女。
さすがにそこまではやりすぎだろうと思い、ガソリンスタンドを教えてもらってその日は終了。
ごめんなさい。
暮れも押し迫った寒い頃だ。
その日はバイクの調子もよく、いつもの交差点(彼女の家のすぐ近所と思われる) でもエンストしない。
「今日はダメモトでデートに誘ってみよう。」
そう思っていた私はその場でバイクのエンジンを切り、彼女に電話。
私 「またエンストした~」
彼女「いつも同じ時間に同じ場所でエンストするんだね。」
私 「なんでだろうねぇ~」
彼女「今日も押して帰るの?」
私 「うん。」
彼女「工具貸してあげるのに・・・」
私 「ありがとう。気持ちだけもらっておくよ。」
彼女「変なの。」
私 「いつも同じ時間に同じ用件で電話してるのに、なんでとってくれるの?」
彼女「困ってるっぽいから。」
私 「心配かけてごめんね。でも前に教えてもらったガソリンスタンドが丁寧で助かってるよ。ありがとう。」
彼女「それは何よりだね。」
私 「このお礼に、なんかおごるよ。」
彼女「そんなの良いよ。なんにもしてないし。」
負けるな私。
私 「いや、ほんと助かってるから、なんかお礼するよ。」
彼女「お礼するんだったら、私じゃなくてスタンドのお兄さんにじゃない?」
ごもっとも!
私 「そ、そうだね。それじゃあまた。」
負けました。
惨敗です。
でもこういう律儀で筋を通す彼女に惹かれていきました。
それから暮れまでに配達先で何度か声をかけて、彼女の働く場所の正月休みを聞いた。
私 「それじゃぁ、お正月の3日と5日はどなたかが来られるんですね?」
彼女「そうですね。私達じゃなくて先生のどっちかが来るんだろうけど。」
彼女は弁護士事務所の受付だった。
私 「先生宛にはすでにたくさんのお年賀が届いているので、3日に取りに来ていただけるのは配達する私達もありがたいです。」
彼女「それじゃあそういうことで。」
私 「わかりました。」
これは別に聞き出さなくても良かった事。
これも私の考えの一部だった。
その日の晩。
私 「夜分にすいません。」
彼女「どうしたの?なんで敬語?」
私 「今日はバイクじゃなくて、仕事で電話しました。」
彼女「何?なんかあった?配達忘れなら別に明日でも・・・」
私 「先日お聞きしたお正月休みをメモした紙をなくしちゃいました。記憶してる部分だけでいいので教えてくれませんか?」
彼女「年末年始とややこしいからなぁ。あなたの自宅にFAXしようか?」
私 「ごめんなさい。FAXないです。」
ごめんなさい。嘘です。
彼女「どうしよう。」
私 「私のミスなので、私が取りに行きます。」
彼女「わざわざこっちまで?言うからメモしてよ。」
私 「今実は帰りの途中で、あの交差点なんですよ。」
彼女「じゃあその交差点をまっすぐ行ったところにファミレスがあるでしょ?」
私 「知ってます。」
彼女「じゃぁそこで待っててください。私も出先なのでそこで落ち合いましょう。」
私 「申し訳ないです。」
と、なんとか無理やり逢ってもらえる理由を見つけた。
わっふる(ry
ま~だ~~~~~~~~~~?
はやくかいてくれ
死んでしまう
>>514さん
>>515さん
>>516さん
>>521さん
お待たせして申し訳ないです。
ちょっと長くなるかもですが、お付き合いください。
>>520さん、いいお話ですね。
>>513の続き
夜9時くらいに彼女の実家の近所と思われるファミレスへ。
彼女「お待たせ。」
私 「夜遅くに申し訳ありません。」
彼女「はいこれ。今度はなくさないでね。」
私 「ありがとうございます。今度はしっかり管理します。ところで晩御飯は食べましたか?」
彼女「うん。食べてきた。」
私 「そうですか。残念。」
彼女「なんで?」
私 「あわよくば一緒にご飯でもって思ってたんだけど・・・」
彼女「食べてないの?」
私 「あ、気にしなくていいですよ。」
と、ここから一気にどうでもいいことを夜12時くらいまで話してました。
彼女「もうこんな時間!そろそろ帰らなきゃ。でもあなたって面白い人ね。」
私 「そうですか?彼女さんも面白いですよ。でもまさか私より1つ年上だったなんて意外。」
彼女「私もまさたあなたが年下だったとは思わなかったよ。でも1つしか違わないじゃない。」
私 「いやぁ、1歳の違いは大きいですよ。だって私が1歳のときは貴女は私の倍の年齢だったんですから。」
彼女「そりゃそうでしょ。でもそんなに言われるとショックだなぁ。」
私 「冗談ですよ。こんな時間まで引き止めてごめんなさい。彼氏に怒られちゃいますね。」
と、ここでさらっと核心に触れてみた。
彼女の勤める弁護士事務所は2人の先生で仕事をしていた。
一人は結構年配の先生。
もう一人はちょっと暗そうな感じだが若い先生。
この先生と仲が良いと思い込んでいた私は、若先生の事を言ったつもりだった。
彼女「え?私彼氏いないよ?」
私 「え?マジで?なんで?あの先生は?」
彼女「あぁ。あの若い方の先生は結婚してるよ。忙しくてほとんど事務所に泊まってるけど。」
私 「ほぉ~。それは気づきませんでした。じゃぁ私と付き合ってください。」
彼女「それは無理。」
ほんとに即答でした。
その日は断られたショックを隠しながらなんとか普通を装って見送りました。
帰りにバイクで事故りそうになりました。
>>526の続き
年が明けてから1月中ごろまでメールでいろいろやりとりしました。
年末に意外に意気投合したことから1月も半ばを過ぎたあたりから付き合ってないけどデートするようになりました。
ふたりとも大阪弁丸出しで話すようになりました。
彼女「ほんとあんたって変わってるなぁ。」
私 「よう言うわ。彼女さんも変わってますよ。」
彼女「なんで?めっちゃ普通やん。」
私 「なんでそんなに可愛いのに彼氏とかおらんのです?」
彼女「実は私今まで誰とも付き合ったことないねん。女子高やったし、専門学校も女子が多かったから。」
私 「それだけではないでしょ?なんか他にあるんちゃいます?」
彼女「・・・・実はな、私おにいちゃんいてるねん。」
このとき、なんとなく彼女の雰囲気が変わったのを感じた。
私 「ああ、例のバイクに乗ってるお兄さん。彼女さんのお兄さんやったら話合うやろなぁ。」
彼女「そうそう。でも今は遠くに居て話できないねん。」
私 「なんでですか?」
彼女「もうちょっと仲良くなったら教えたるわw」
それ以来お兄さんの話題にはなるべく触れないようにしました。
ひょっとしてバイクで事故死とか、なんかわからんけど触れてはいけないような気がしてこっちから聞き出せなくなった。
>>527の続き
彼女から突然電話が入った。
彼女「今すぐ会いたい。」
私 「どないしはったんですか?」
彼女「とにかくできるだけ早く来て欲しい。」
私 「わかりました。今から15分で行きます。」
電話を切ってから10分でいつものファミレスに着いた。
私 「今までで最速記録出ましたわ。」
彼女「ごめんな。急に呼び出して。」
私 「別に構いませんよ。」
彼女の様子がおかしかった。
普通に振舞おうと努力しているが、明らかに動揺していた。
何かを言おうとしても思いとどまるような様子が何度もあった。
私 「別に無理に話さんでもいいですよ。待ってますから。」
彼女「ありがとう。ごめんねぇ。」
私 「私まだご飯食べてないですよ。なんか食べて良いですか?」
彼女「食べてくれてええよ。」
私 「っていうかご飯食べました?」
彼女「・・・食べてない。食べられへん。」
私 「そしたら待ってます。一緒に食べましょ。気にせんでええですよ。」
彼女「ごめんねぇ・・・」
それまで間が持たなかったので一方的にしゃべりまくった。
なんでもええから笑って欲しかった。
必死になった。
12時も回って、ネタも尽きてどないしょうかと迷ってたら彼女が重い口を開いた。
>>528さん、申し訳ない。すぐに書くんでまってください。
>>529の続き
彼女「実はおにいちゃんのことなんやけど・・・」
私 「例のバイクの?」
彼女「うん。」
私 「どないしたんですか?」
彼女「・・・・帰ってきた。」
私 「よかったじゃないですか。海外とかに居たんですか?」
彼女「海外じゃないねんけどな。」
私 「まぁ無事に帰ってきたんならよしとしましょうよ。」
彼女「・・・ムショ・・・」
私 「?何ですか?」
彼女「刑務所から帰ってきた。」
私 「マジですか?」
彼女「・・・うん。」
私 「それは冤罪とかじゃなくて?」
彼女「あいつが自分で認めてるから間違いない。」
私 「でも何で・・・」
彼女「・・・・・人を殺した。」
>>530の続き
本当に一瞬意味がわからなかった。
なんて言葉を返せばいいかわからなかった。
詳しくは書けないが、身内殺しだった。
彼女自身も、実の兄の凶刃に襲われたらしい。
彼女「わかったやろ?私と居たらややこしい事になるよ。」
私 「でも、それは彼女さんが悪いこといっこも無いですよ。」
彼女「今まで家族も親戚もあいつのせいで散々な目に遭った。」
私 「でも、それと彼女さんが幸せになるかどうかは別モンでしょ?」
彼女「でも被害者の人が居てるのに私が幸せになるわけには・・・」
私 「贖罪は本人の問題でしょ?」
彼女「でも、私にも・・・・」
私 「でもじゃないでしょ?兄貴いうても最後は他人でしょ?」
彼女「私と一緒におったらあんたの幸せも取ってしまうかも・・・」
私 「私は普通より幸せに生きてると思います。彼女さんがもし自分の人生ハンデがあると思うてるんやったらそのハンデも私が背負います。」
彼女「それでも・・・」
私 「もうええから。・・・ええから。あんまり悩んでもええことない。あとは二人で考えましょ。」
彼女「・・・ありがとう。」
と、なんとかかんとか彼女と付き合うに至りました。
今年の9月に結婚しますが、それまでに彼女の兄貴が塀の向こうに逆戻りしたり、私が就職して海外転勤になったりと波乱万丈ありましたが、何とかここまでこれました。
これからは彼女と幸せになっていこうと思います。
今まで付き合ってくれた読者の皆様、大人要素も無くつまんない文章でしたが、ありがとうございました。
で、つきあうようになってから、プロポーズに至るまでの経過も
ちょっくら教えてくれ。
おめでとう!!
というか、お前、既男板はまだ早いだろ
>>532さん
マジでごめんなさい。
ジョイスティックは今回いりませんでした。
そういう流れというか、話にしたかったんですが、馴れ初めの構成上無理でした。
>>533さん
ひどくて申し訳ないです。
でも実話なので、自分もびっくりでした。
文章の稚拙さには目を瞑ってやってください。
>>534さん
それも書いたほうが良いんでしょうか?
もし需要があるなら書きます。
>>535さん
ありがとうございます!
まだ同棲もしていないので全然見切り発車ですがご勘弁を・・・
書いてくれ。
少々、最近、過疎っているしぜひ読みたい。
>>534さん
ありがとうございます。
それでは続きを少々・・・・
1月末から2月1日にかけてから晴れて付き合うことになった私(H)と彼女(E)。
彼女の家のややこしい事情は付き合い始めに話しておいたほうが良いと思い、早速彼女の了解の下私の両親に報告。
私 「この娘が付き合ってるEです。」
彼女「Hさんとお付き合いさせてもらっているEです。」
私父「まぁええんちゃう。この前の女はしょうもない女やったから心配したけど・・・」
私 「やかましわ!過去のことをいつまでも言うな!」
私母「今回も年下?」
彼女「私のほうが一つ年上です。」
私母「まぁ、それやのにお肌ピチピチやねぇ。若いって羨ましいわぁ。」
私 「・・・」
彼女「・・・」
私父「・・・そこが問題なん?」
と、まぁこんなどうしょうもない会話がしばらく続き・・・・
>>539さん
その展開はまだちょっと・・・・
>>540さん
5年前の話です。
郵政民営化する前なんで。
>>538の続き
いよいよ本題に。
彼女「実は私の兄が、その・・・」
私父「まぁええよ。あらましはHから聞いてるし。」
私母「大変やったねぇ。私はもともと天涯孤独やって、その運命をイヤやと思ったこともあったけど、Eちゃんもまた別の意味でイヤやったやろ?」
彼女「・・・はい。」
私父「Eちゃんが、その・・・、犯罪者やったらちょっと考えモンやけど、身内なら気にせんでええよ。Eちゃんは悪くない。」
私母「そうそう。不可抗力やで。それよりこれから幸せになること考えや。」
私父「幸せになるためやったらHと別れることが最優先かもなw」
私 「なにを!!!」
彼女「そうかもですね。」
私 「!?マジで?」
彼女「うそうそ。冗談やで。」
と、我が家ではすんなり受け入れられた。
付き合った当時から結婚願望の強かった私は、ややこしい(と思われる)事は最初に解決しておきたかった。
この考え方が受け入れられた原因かもしれない。
>>541の続き
彼女の実家にも挨拶に行った。
緊張してほとんど覚えていない。
ただお兄さんの事が話題に出なかった事と、話題にできなかった事は覚えてる。
それから私が就職活動を始め、無事、今の会社に入社することが決まった。
彼女「おめでとう。」
私 「ありがとう。やっと一人前になるためのスタート位置に立てたな。」
彼女「一人前ってどういう状態?」
私 「彼女さんと結婚している状態。」
彼女「え?なんで?」
私 「ダメ?」
彼女「もうちょっと考えさせてよ。」
私 「え?そこはYESで即答するところじゃないの?」
彼女「いやいや、早すぎでしょ?」
私 「うん。わかってるって。でも結婚は早いに越したことは無いっていうやん?」
彼女「そんなこと言わないよ。」
私 「いや、言うって。」
彼女「ちゃんと考えてみるから。」
やっぱり彼女の中で何か引きずっていることがあるらしい・・・