【結婚式】車いすの新郎友人ｽﾋﾟｰﾁ「小学の時に彼をかばって代わりに轢かれてこんな体に…」

ふいに思い出した

10年以上前になるけど、同僚の披露宴に招待された時、新郎友人席だった隣のテーブルに車椅子に座ったヨレヨレの青年がいた

友人代表でスピーチするときも、舞台？に上がれないし大変だからってテーブルに付いたままマイクを手にして始めた時

「自分は新郎と小さい時からの親友で、小学生の時に道路でサッカーをやってて新郎が道路に飛び出したときに彼をかばって代わりに轢かれてこんな体になりました」

確かこんな感じのスピーチで披露宴会場が水を打ったようにしーんとした

自分が運動できなくなったので、新郎に「オレの分まで運動しろ」って命令してずっとサッカーをやらせたが、高校でも県大会を勝ちあがれなかった

こんな体だから学校でイジメにあったから、新郎に命令してイジメを止めさせた自分の方が頭が良かったから自分の第一志望と同じ大学に合格しろと命令したけど、ダメだったから、自分にとっては滑り止めだった大学にランクを下げて一緒に通わされた

もっといっぱいあったけどこんな感じの恨み言なんだか思い出話なんだかをずっと話し続けて、なんでこんなヤツを呼んだんだって、みんな固まってた