彼女に料理するぅ?って聞いたら、一応何でも出来るよみたいな返事だった。彼女は親と同居だったのだが、今度食わせてくれよって言っても、同居を理由に断りつづけられた。
彼女に料理するぅ?って聞いたら、一応何でも出来るよみたいな返事だった。
彼女は親と同居だったのだが、今度食わせてくれよって言っても、同居を理由に断りつづけられた。
ふぅむ・・・
ある日、彼女から今日食べに来ない?という誘いがあり、ワクワクしておじゃました。
居間に通されたのだが、その日は土曜だったのだが彼女のお父さんはゴルフとかで外出中。
居間には俺とソファに寝転ん でこちらを睨んでいる憎たらしい猫だけ。
と、ダイニングのほうから「もうあんたジャマばっかりしてないで居間に行ってなさいよ」みたいな大きな声が聞えてくる。
明らかに彼女の声でなくお母さんの声だった。
トイレの場所を尋ねるふりをしてダイニングに行くと、せわしなく料理する彼女のおかあさん。
そして彼女はソファにねっ転がってテレビを見ていたシーンが目に飛び込んできた。
「あら、どうしたの?」
「す、すいません、トイレは」
彼女はびっくりして立ち上がるも気まずそうだった。
その後、料理が出されて頂いたんだけれども、なかなか美味い。
だけど彼女のお母さんが「どう?それね最近作り方をちょっと変えて随分おいしくなったのよ」だとかやたら私が作ったアピがきつかった。
彼女は料理が出来るという証明をしたかったのだろうが失敗に終わった。
俺も、彼女の料理が食べられるから行ったとか責めるのもアホらしくなったので水に流した。
彼女が中座した際、「あの子はね、料理だけは全然ダメなの。だから繁さんもさ。手料理食べたかったらいつでも来なさい」みたいなこと言ってたけど、俺はコンビニ弁当ばかり食べて来てたので、もし結婚したら夕食などでトラブルになるだろうと懸念して交際をお断りしました。
繁乙
引用元: ・https://www.logsoku.com/r/2ch.net/kankon/1285340644/