近所に、「山賊」というあだ名のオッサンがいた。豪快と野蛮を絵に描いたような人物で、例えるなら両津勘吉を悪い人にしたような破天荒・・・
自分の修羅場じゃないけど書かせてもらいます。
近所に、「山賊」というあだ名のオッサンがいた。
豪快と野蛮を絵に描いたような人物で、例えるなら両津勘吉を悪い人にしたような破天荒。
自分の代で会社を興してバブルまではえらく景気が良かったオッサン。
英雄色を好むじゃないけど色んな女に手を出した挙句、女房の姪に手を出して囲ってしまった。
女房は当然出ていって、子供はこれを機に自立。
姪は正式(?)な愛人になり会社の事務も任されていたが、何度妊娠しても産ませてもらえなかった。
それどころか他にも女を作って、その女にも会社の手伝いをさせていた。
従業員も世間もそりゃあ冷たい目で見てたけど、オッサンはどこ吹く風。
神経の太さが計り知れないオッサンは、子供の結婚式に愛人と元妻を同同席させる無神経さ。
そうしてるうちに不景気の波が押し寄せ、オッサンは従業員への給料をちゃんと払わなくなった。
姪以外の愛人がオッサンの会社で大怪我をし、見た目でわかる大きな障害だったため、さすがのオッサンも、ただ捨てるだけではなく慰謝料を払った。
(続く)
ところが近所のオバチャンが「どれどれ私にも見せてみぃな。
おーうんうん、こりゃ間違いねぇ。
オメの子じゃねぇ!」と言ってしまい、若い女房に詰め寄ったら本当だった。
そしてオッサンは独り身になり、それでも姪とは結婚してないという。
信じられないことに、もうすぐ70であろうこのオッサンは今も元気で豪快に堂々と暮らしてる。
こんな奴がいるんだなぁと半ば感心した、修羅場だらけの他人の人生。
それ、本人は修羅場と思ってね~よ
近所のオバチャンは霊能者だったのか、それともサ○コみたいに人種が違うほど
あからさまに似てなかったのか、ビッチ嫁の行状を密かに見張っていたのか
どれなんだろう
お、レスついてる。
托卵を見抜いた近所のオバチャンは霊能者でも何でもない、ただのでしゃばり。
田舎なので、ひとつの家系には一つの顔というか、一族が同じ顔なんだよね。
その赤ん坊がその血筋で似るはずの顔じゃなかったってこと。
そのオバチャンじゃなくても皆そう思ってたかもしれない。
そうだな。
オッサンは何があっても堂々としてるよ。
本人は平然としてるけど、本人以外は修羅場だったと思う。
引用元: ・https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/kankon/1463532814/