俺は彼女に転属が嫌なら俺の嫁という再就職口があると持ちかけた。返事はYESだった。 >> 嫁さんは、その言葉を待っていましたか。
嫁は俺の後輩として入ってきた新入社員だった。
そして俺が教育係。
地方出身者だったため、俺の居る本社で研修を受け、最終的には彼女の実家の近くにある支社に配属されるはずだった。
ところが、出来が悪くて上司が転属にOKを出さず、一年のはずの研修期間が二年、三年と長引いた。
ある日彼女を叱った時、俺はお前の転勤先については行かないし、お前の面倒を一生見れるわけじゃない。
だからしっかりしなさいと言った。
それを聞いた彼女は突然泣きだし、会社を休んでしまった。
俺は初めて嫁の気持ちに気付いた。
上司はニヤニヤしていた。
嫁が会社を休みだしてから三日後、俺は彼女に転属が嫌なら俺の嫁という再就職口があると持ちかけた。
返事はYESだった。
今のところ一生嫁の面倒は見るつもりだ。
>>108
つまり、上司が最初から仕組んでいたってことだな。
ワザと転属OKを出さなかったのも、オマイが手を出すのを待っていたんだろう。
良い上司に巡り会ったなw
いつから意識しはじめたんだ?
>>118
嫁が俺のこと好きだなんて全然知らなかったので、意識はしてなかった。
ただ、仕事できないだけで性格がよく、女の子らしいので社外で知り合ってたら…なんてことを考えたことは事実。
だから100歩譲って俺は嫁が好きだったのかも。
ということは意識してたことになるな。
上司は厳しい人なので、俺と嫁との恋愛がらみで転属させなかったってことはないよ。
ただ、嫁が俺のこと意識してるのはわかってたみたいだ。
嫁はどんなずるをして入社したんだと聞いたくらいなにもできなかった。
だが、今は家事も子育てもきちんとしている。
だからできない部下が入ってきてもダメ社員とは思わずに、そいつの良いところを伸ばそうと考えるようになった。