あの日から、未だに嫁からのび太さんと呼ばれている。嫁の名前、字は違うけど、しずかなんだ。暫くは野比夫婦ごっこするよ。 >> お幸せに。
引用元: ・http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1393586432/
お言葉に甘えて。
多分誤字、乱文だらけだけど許してほしい。
俺と嫁はドラえもんが大好きで、ドラえもんの映画を公開日に見に行ったんだけど
見終わった後携帯を見たら、仕事で結構な規模でトラブってしまって
感動を共有する暇もなく仕事に行ってしまったんだ。
そこから仕事がばたついて、なかなか夫婦の時間を作れなくて申し訳ないなあ、
なんて思っていたところに同僚からまとめサイト経由で、このスレを教えてもらった。
これは言うしかないな、と思い休みがやっと取れたのでデートに誘った。
昨日の朝、またまとめサイトみたりして士気を高めてデートに。
かなり久々のデートだったからか、お互い羽目を外しすぎてかなり遅い時間まで飲んでしまった。
いつ、呪文を唱えよう…と酔いながらも考えているうちに、かなり時間が経ってしまった。
飲み屋も閉店の時間だったから店を出て、
思い出話をしつつゆっくりミナミの街を歩いていると、
嫁がおんぶ!!!と叫んだ。
おんぶしてやると、アルコールの香りがする吐息に混じって
俺が以前プレゼントした香水の香りがした。
長い長い髪に絡んだ香水の香りを嗅いだら、愛しさが爆発してしまって。
猛ダッシュで、俺が告白した場所まで走った。(酔っ払いだから遅かったと思うが)
嫁は戸惑っていたが、無言で走った。
目的の場所に辿り着いて、息を整えて、おんぶしたまま、長い俺のスピーチ。
俺が一番好きな、思い出の場所は
変わっていないようで、変わってしまっていたけど
それは嫁も俺も同じだ。
だけど、いつまでも変わらないものがあるんだ。
俺は、嫁のことがとても、とても大好きだよ。
俺の首筋に、暖かい吐息と嗚咽(おえつ)がかかっていたから
しんどいかと思っておんぶから降ろそうとしたら、
俺の首から手を離してくれなかった。w
そのままの体制で、さあ言うぞ、言うぞ、と思うが言葉が出てこない…
どもりながらだった、だけど、言ったよ。
俺は、嫁より10以上も年が違う。
嫁は今までとても辛い人生だったって言ってたけど、
俺のせいで、○○(嫁)が不幸になるのはもっともっと辛いんだ。
俺は嫁を一生離さない。
不幸にさせない。
世界で一番愛してるよ、嫁。
こんな感じの事を言った。
すると背後から、
「降ろして」
と聞こえたので、降ろしてやった。
川べりまで歩き、振り返った嫁は泣いてるのか笑ってるのか、困ってるのかよく分からない表情で
○○(嫁の名前)は、ほんっまに、ミナミで、ううん、世界で一番幸せやーーー!
と叫びつつ、川に入水しかけた
あとはプチ騒ぎの下りになる。
人生で一番クサい台詞を言った日であり、
人生で一番焦った日だったよ…
後日、長いスピーチの中に、
のび太の名言を混ぜたのはわざとじゃなく、
自然と出たものだったことに気付いた。
あの日から、未だに嫁からのび太さんと呼ばれている。
嫁の名前、字は違うけど、しずかなんだ。
暫くは野比夫婦ごっこするよ。
長々とお付き合いありがとうございました。
今までの勇者、これからの勇者に乾杯。
翌日、だった。
これ以上読み返すと恥ずかしいので名無しに戻ります。
のび太GJ! ジャイ子とお幸せにな~