メシマズというか料理を作ったことが無くて俺のズボラ飯のほうがマシだったのが衝撃。最近は人並みに進化したので、胃薬はいらなくなった。 >> よかったな。
引用元:http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1380843203/
嫁との出会いを思い出して書いてみる。
俺の務める会社に親会社から出向してきたのが嫁。あるプロジェクトで一緒になり嫁はプロジェクトリーダー、俺は歳だけは喰ってたのでサブリーダー(実務まとめ)になった。
最高学府の院卒である超エリートで上昇志向が強い嫁と、嫁とは正反対な落ちこぼれ人生を歩みいつリストラされてもおかしくない俺では全く意見が合わず、いつも衝突を繰り返していた。
あまりにも嫁の一方的な要求でプロジェクトは崩壊寸前。ついにメンバーの一部からリーダーにはついて行けないということで、プロジェクト総括の方まで話が行ってしまい、俺が収拾(簡単に言うと尻ぬぐい)にあたることになった。
とりあえず、普通に話してもあれなので嫁のホンネを聞き出すために飲みにいくことに。最初はエリートらしく理詰めでぐちぐち言ってたけど、酔いが回るに従って段々ホンネが。
最初は「どうせ親会社から来た私は邪魔者なんでしょ」とか「私だって必死にやっているのに」とかだったのが、そのうち「理系院卒の女なんてかわいくないって陰で言われてるの知ってるんだよ」とか「どうせ彼氏いない歴=年齢ですよ」とかそっち方向に・・・
結局プロジェクトをどうにかするためだったのに、嫁の愚痴を一方的に聞くだけになった。
そして、そのまま嫁は完全酩酊状態で帰宅不能。
自宅の住所すら言えないくせに俺の家で飲み直しだと意味不明。
タクシーでお持ち帰り(というより、酔っ払いの一時保護)したが、俺の部屋に入ったら速攻でスーツ脱ぎ捨てて俺のベッドを占領。酒癖悪いし寝相も悪いしとにかく最低だった。
おまけに朝起きて下着姿で寝ている自分を見てパニック。
「私を襲っただろう、責任とれ」とか。
しばらくほっといたら落ち着いて夕べのこと思い出したみたいでうつむき加減な顔をして「ゴメン」っていった。
でも、そのときの顔が日頃とは違いすぎて、俺は嫁に惚れてしまった。
メシマズ嫁のエピソードkwsk
いい嫁さんだね。
初彼といことは嫁さんは魔法使いだった?
その後は頑張って嫁に一歩引くことを教えたり、周りのメンバーを説得したりしてプロジェクトはなんとか軌道に載るようになってきた。
プライベートでも嫁と二人で飲みに行くようにはなったけど、嫁が潰れるまで飲んで俺が嫁の自宅まで連れて帰って部屋の押し込んで帰るだけだった。
プロジェクトは無事に終了。
しばらくすると妙に神妙な顔して話があるというので飲みに行った。
アホな俺はもしかして俺ことが好きって言うのかななんて妄想でいたんだが、嫁の口から出たのは「今度ね、親会社に戻ることになったの」、俺は絶望した。
結局その日は俺の方が酔いつぶれて意識不明。
朝起きたら嫁の部屋で下着姿だった。
俺「嫁に襲われた、責任取って貰わないと」
嫁「いいよ」
俺「へっ」
嫁「だから責任とればいいんでしょ?」
俺「意味わかって言ってる?」
嫁「私があなたを貰えばいいんでしょ」
俺「・・・」
ということで、根性無しの俺が告白する間もなく、嫁と付き合うことになった。
なんか、嫁によるとアウトローの俺が他の人とは違っていて良かったらしい。
現実はただの落ちこぼれの変人なのだがその当たりはあえてツッコミを入れなかった。
その後は普通に付き合い・・・と言いたいところだけど結構大変だった。
メシマズというか料理を作ったことが無くて俺のズボラ飯のほうがマシだったのが衝撃。
最近は人並みに進化したので、胃薬はいらなくなった。
色々ありながらなんとか結婚。
最近娘を授かり絶賛親バカ発動中。
早く二人目欲しいなぁと思う今日この頃。
嫁伝説
1.調味料は塩と醤油しか使わない
2.野菜の皮を剥かない
3.野菜の芯を取らない
4.野菜の種を取らない
5.フライパンは温めないで使う
6.たまに油を引かないで使う
7.野菜は基本賽の目に切る
8.下味を付けない
9.材料は一気に入れる
10.肉は形状(バラとか)を考えずに買ってきてそのままダイレクトに入れる
etc.超絶アレンジ料理はないけど、何喰ってもなにかイマイチ。
しばらく我慢してたけど、豚肉半生事件で生命の危機を感じて特訓したのでそれなりになった。
嫁母はメシウマだから、自宅じゃ一切料理作らなかったんだろうと思う。