かなりヤバい喧嘩もありましたが、子供も生まれ、それなりの幸せな家庭を築くことができたと思っています >> 嫁さん、お子さん、大事にして。
引用元: ・http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1418025652/
携帯電話が普及し始めた頃の話。
妻は、田舎の小さなレンタルビデオ店(TSU⚪︎AYAのような大手ではない)の店員で、私はその店が新規オープン時からの常連客。
妻は、系列店から私が通っていた駅前店に配置替となってきた。
見慣れない子がいるなと思って顔を見たら、一目惚れ。
常連になっていた私は、他の客が少なくなる深夜には、カウンターに入って手伝うほど(田舎で、昔の話だから)だったので、異動してきた妻は、私が何者か分からなかったそうだ。
で、何度となく二人でドライブやピクニックなど、デートみたいなことをしつつ、一目惚れから1年ほど経った夏のある日、妻と初めて泊まりがけのデートに誘ってみた。
まだ、この時点では告白もしていなかったので、お互い付き合ってもいない仲。
私の気持ちは、妻のことが好きで好きでたまらなかったので、この機会に付き合えたらいいなと思い計画。
しかし、当時の私は19歳だったが、妻は4歳年上の23歳。
私のようなガキは相手にされないかもしれないと考えると、不安だけが頭をよぎった。
そして、旅行当日。
とある温泉街の寂れた旅館に到着し、食事や花火をした後、二人で部屋に戻ると、二組の布団が並べて敷かれていた。
私はこの時、「仲居さんGJ!」と思いつつ小さくガッツポーズをしながら、温泉に入るためタオルを持って部屋を出た。
私は、その後のコトを考えて入念に身体を洗った後、部屋に戻って見ると…
くっ付いていた布団がこれでもかってくらい離されていた…
この時ばかりは、相当凹んだ。
だって、無言の拒否宣言を喰らったようなものだ。
電気を消して布団に入っても、眠れる筈もなく、かといって、残酷な拒否宣言を受けた後では、何をしていいのかも分からず、ただ悶々としていた。
だが、どうしても我慢できない私は、真っ暗な部屋で妻に語りかけた。
「年下の私では、心配ですか?もしも貴女が、このまま私と付き合っても、結婚してもらえなかったらどうしようと考えているのであれば、安心して下さい。私は貴女と結婚したいです。ですから、私と付き合って下さい。あなたが好きです。」
すると、妻から「ありがとう。」と返事があり、私の一世一代の挑戦が実を結びました。
すぐさま、私は布団を妻の方に寄せて…後はご想像にお任せします。
その後、幾つかの修羅場を経て、3年後に結婚と相成りました。
かなりヤバい喧嘩もありましたが、子供も生まれ、それなりの幸せな家庭を築くことができたと思っています。