俺は、年を見間違っていたことを謝り、年相応の女性なら、むしろ引け目を感じなくて助かることなど、正直にしゃべった。 >> まあ、正直がなによりだな。嫁さん大事にしろよ。
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1151735435/
嫁はクリーニング屋の看板娘だった。
とはいっても、他はおばちゃんばかりの店だったが・・・。
ともかく、眼鏡にポニーテールのせいで20そこそこに見え、大人しくてストライク娘だったので、見つけてから毎週通った。
30もいくつか超えていた俺は、天気の話からはじめて、できるだけ自然な感じで趣味を聞き出し、まずは野球観戦のチケットで一本釣り。投資金額は毎週数百円だし、滑り出しは上々だと思っていた。
ところが二回目の海へのドライブで、嫁が急に黙り込み、急に一言。
「私、○○さんが思っているような女じゃないんです」
ほえ? と思ったが、そのあと相手がまくし立てたので、聞いてみてなるほどと思った。
嫁いわく、自分は30才だし、見た目のせいで自分の理想を押し付ける類の男が多かったから云々。
実際、俺もかなり年下だと思って話をしていたのが悪かった。
俺の見た目は薄くした劇団ひとりなので、その手の恋愛経験なしオタと思われていたのだ。
「ああ、俺もそのほうが助かる」
次の一言で、今度は向こうがほえ? となった。
俺は、年を見間違っていたことを謝り、自分が同棲を何度かしたことがあること、年相応の女性なら、むしろ引け目を感じなくて助かることなど、正直にしゃべった。
まあ、あとはスンナリ。
その夜はお持ち帰りし、程なく同棲。
結婚前後に少し悲しいこともあったが、気付けば嫁は二児の母。
37になった今も、20代後半までにしか見えない。
人によっては、20そこそこだと思っている。
ああ良かった。
あそこで調子に乗って、前の同棲相手は子持ちだが日米ハーフのナイスバディで超絶美人。しかもベンチャーのやり手女社長で、別れる時には大修羅場で親友の家に匿って貰って云々なんてべらべら話してたら、妄想認定されるかあきれて逃げられていた。
もう、女関係であまり悪さはできません・・・。