仕事の関係で嫁とはすれ違いが多い。それでも未だに続いている交換日記が透き間を埋めてくれている >> いいね、交換日記か。二人の宝物だね。
引用元: http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1446543955/
仕事です手こずった kwsk書くよ。
その前に当時のスペックを
俺
15才
ヤンキー
趣味 読書
嫁
15才
地味子(眼鏡and一本おさげ)
趣味読書
当時、俺は絵に書いたようなヤンキーだった。
タバコも吸ってたし、お酒も普通に飲んでた。
とはいえ、家に帰れば普通に塾行ってるような奴だった。
授業もあんまり出てなくて、生徒会長(幼なじみの男)がたまり場に捜索に来てた。
そんな俺にはヤンキーらしからぬ趣味があった。
それが読書だった。
だから一年の頃から図書室にはよく読書がてら昼寝に行ってたし、司書の先生も良くしてくれて、図書室に何度も匿ってもらってた。
中学三年の春、たしか進路相談からバックレてその日も俺は図書室で昼寝してた。
うちの学校の図書室には普段、華道部が使ってる畳のスペースがあってそこが俺の定位置だった。
いつものように昼寝して、目を覚ますと見たこと無い地味~な女の子が俺を覗き込んでた。
もちろん俺は飛び起きた。
キョドる俺にその地味な女の子は言った。
「よかったら本を読んであげましょうか」、それが嫁との出逢いだ。
俺はさらにキョドった。
知らない女子がいきなり本読んであげましょうかなんてきっとこいつは正気じゃないと思った。
唖然とする俺に嫁は顔真っ赤にしながらよかったら私が本を読むのを聴いて貰えないかと言ってきた。
もちろん、俺は断る。
何より怖かったし。
すると嫁はいきなり泣き出した。
俺は焦りまくって嫁に聴くから泣き止めとなだめ、妙なことになったと思いながら俺は嫁の朗読を聞くことになった。
>>
転機は嫁が高校入ってから。
俺と同じ高校に入りたかったようだが、教師の勧めもあって良い高校に進学した嫁。
何かとすれ違ったり時間が合わなかったり、ままごとみたいな恋は先細りに。
たまに家に来る嫁母にも「無理しないで」「少し距離をおいてみたら?」とか言われ、俺悩む。
そして俺も大学入試のこともあって自然消滅。
でも細々と交換日記は続いていた。ペースは落ちていたけどね。
嫁、高校で男子に告られて、お付き合いすることになったらしい。
それを交換日記でわざわざ伝えてきやがったので、俺も嫌味をこめて「おめでとう」とか返した。
我ながらガキっぽすぎる(笑)。
家庭の事情で地元の大学しか選択肢が無かったのだが、何とか俺は合格して担任に驚かれた。
彼女居なくなって受験勉強に専念できたからかも。
大学は忙しくて楽しかった。何より遊びのお誘いが多い。
彼女もできたが1ヶ月くらいで「つまんない」とフラれた。
2年ほどで2人に。
顔は並みのつもりなんだが、やはり性格が地味なのがいけないらしい。
そんな頃、嫁から電話をもらう。「彼氏と別れました」って。
最初は「ふーん?」って感じだったんだけど、その理由にビックリ。
「彼氏とキスするのがすごくイヤだった」
「やっぱり俺くんとキスしたい」って。
でも俺はそれを断った。
嫌がらせじゃないよ。
その時嫁は高3で、嫁の学校は進学校。
時期柄、受験に専念して欲しかったから。
だからもし遠距離になったとしても、今度は俺が告白するから、って伝えた。
また交換日記も頻繁になったし、実際には何度かデートっぽいことをしたし。
仕方ないよ、しばらく会わなかったうちに、すっげー可愛くなってたんだもん。
おあずけに耐えられなかったのは俺だったんだ。
続く
そして嫁は大学の後輩になった。
嫁の学力ならもっと良い大学に行けただろうに、俺の居る大学に来てくれたんだ。
ちゃんと俺は嫁に告白して恋人になった。
もうガキの恋じゃない、イチャイチャ度もアップした。
夏休みには互いの親に許可をもらって、旅行もした。
旅行では2度目の傷ものにしてしまった。
大学ではコナかけてくる先輩も、つきまとう男もいたが、何とか追い払った。
そして俺が卒業・就職して、嫁の卒業を機に同棲開始。
2年かけて入籍・結婚した。
何より祖母が喜んでくれたのが、俺も嬉しかった。嫁母も同じだったそう。
2人の子宝にも恵まれ、もしかしたら歳の離れた弟妹ができるかもしれない勢い。
実は仕事の関係で、嫁とはすれ違いが多い。
それでも未だに続いている交換日記が透き間を埋めてくれている感じ。
もう30冊近くになるんじゃなかろうか。
実は嫁、最初から全部保存してあるらしい。初期のは恥ずかしいぞ。
なんか色々と省いたので、わからない文章になっているかも?スマソ
長文、乱文、失礼いたしました。
やっぱり、この据え膳、食わずに我慢は無理www。誰も責めないヨ。
この経過でご両親から婚前旅行のOKが出たということは、「あわよくば孫を」ということ以外にありえないと思うんだけどなんか言われなかった?