【二人の出会い】「運命ってあるものなのよ」が嫁の口癖になる少し前の出来事…

嫁「♪みゃぁ、みゃ、みゃ、♪にゃ、にゃぁー、にゃ、♪言葉に、できない」

小田和正の有名なメロディーに乗せて可笑しな鼻歌を口ずさんでた嫁。

俺「猫だからかよ？」

別に関西出身でないし普段は無口なのだが、すかさず突っ込んだ。

間が悪いと言われている人生の中で、その時だけ何故か絶妙のタイミングで

10年ほど前の仙台光のページェント、クリスマスイブ。

女友達と２人で見に来てた高校生の嫁が振り向くと、一人後ろを歩いてたアルバイト帰りの大学生の俺。

嫁「…やぁ？」

俺「…よう？」

友「…知り合い？？」

嫁「…違う、よね？」

俺「…うん、初対面」

背が低めの嫁は高めの俺を不思議そうに見上げていた。

その瞳には幾千もの電球の光が映り込んでいた。

「運命ってあるものなのよ」が嫁の口癖になる少し前のちょっとした出来事。

後は３人一緒に青葉通りをみて歩き連絡先教えあって、

元旦には俺の友達連れて４人で初詣行って、

その日俺は実家に帰って５日に戻ったら仙台駅に嫁が待っててくれて、

調子にのって抱き締めちゃってキスしちゃって、

嫁に「もう別れたくない」と言われちゃって、

そのまま、その言葉通り別れないで結婚した。

感想？

言葉に出来ないw

劇的やな

しかし何が猫なんだ