中学時代、俺が嫁を好きなことは、周囲の勘のいい人間にはバレバレで、早く告白しろと面白半分に急かされながらも、俺にそんな勇気はなかった >> でも、告白できてよかったな。
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1336569831/
馴れ初めスレから誘導受けましたので、勝手ながら投下する
波乱万丈でも何でもないので恐縮ですが…
両親と義両親の証言が正しければ、嫁との馴れ初めは、幼稚園の入園式でのケンカだってさ
椅子持って殴りあいしてたそうで、当然親同士の話し合いになったらしい
…覚えてないです、身に覚えがありません
嫁のことが好きになったのは、幼稚園時代からだと自覚してる
ケンカの後は仲良くなって、よく一緒に遊んでたらしい
嫁への好意を自覚させられたのは、ある日俺が泣きながら幼稚園行ったら、教室入った瞬間に嫁に抱きつかれてキスされた
母曰く、その日俺は幼稚園に行きたく無いと駄々をこねてたらしいが、帰ってきたら、満面の笑みで「嫁ちゃんとキスしたよ!」と報告したそうな
その話を聞かされたときは、単純な自分が恥ずかしくて死ぬかと思った
都合のいいことに、俺はキスされたことだけはしっかり覚えてる
小学校は校区が別だったので、だんだん疎遠になり、 もうほとんど俺は忘れてた
中学に進学して、一年次のクラスで声をかけられ再会
呼び名も小さい頃から変わらない嫁は、当時の思春期真っ盛りな俺には恥ずかしく、苗字で呼ぶようにしてた
続きます
それでも中学三年生になるまで、親友のように接した
誰よりも一緒にいると安心できていた気がする
俺が嫁を好きなことは、周囲の勘のいい人間にはバレバレで、早く告白しろと面白半分に急かされながらも、俺にそんな勇気はなかった
ただ怖かったんだと思う、告白なんてしたことなかったし、嫁以外の誰かにしようと思ったことも無かった
でも、志望校をそろそろ決める夏休みに、男子に告白された旨を嫁から聞いて覚悟を決めた
本当に怖かった、でもしっかりと思いを伝えた
その時の嫁の反応は、俺の決意や不安の行き場を無くすもので
「えっ、えっ…そんな…」とか言いながら目の前をうろうろ、うろうろ
しまいには「私、どうしたらいい?」と聞いてくる始末
告白したこっちの方が恥ずかしくなってきた
「俺に聞くなよ…」としか当時の俺は言えなかった
落ち着いた嫁から好きだと言われ、俺は舞い上がってた
恐怖と不安の反動が大きかったんだと思う
その場で、嫁と同じ高校に行くことを宣言
当時の偏差値を考えると狂気の沙汰としか思えない
かたや数学以外完璧な優等生、志望校はもちろん県下一の進学校
俺はといえば、どう見積もっても成績は中の中
幸いにも志望校は実力主義で、なんとか入れました
そんなこんなで、大学卒業と同時に結婚
十二月には第一子誕生の予定です