食べるだけの彼女が、昔一回だけ作ったケーキが、俺達が付き合い始めたきっかけでしたというお話。 >> オモシロイ嫁だな。その嫁に告られて素直に結婚するというのは運命かな。
引用元: ・https://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1289921242/
久々にクリスマス用のケーキの材料買いに行って思い出した。
高校1年の今頃、ブッシュドノエルの材料買いに行ったケーキ屋のこと。
その店は自分の店で作ったケーキの他に、材料や道具も少し売ってた。
周囲には秘密だがお菓子やデザート類作るのをひそかに趣味としていた俺は、たまたまその店に買い物に来て、そこでショーケースのケーキに目移りしてる彼女に会った。
彼女「こんにちは、何買いに来たの?」
俺「ん?グランマニエ」
彼女「えーっと、それってどれ?おいしい?」
俺「あ、いや、ケーキじゃなくて」
学校では同じクラスにいながら、挨拶以外の会話はたぶんそれが初めて。
お菓子作るのが大好きだと、特にクラスの男連中に知られたくなかった俺は、暗に口止め料として時々おやつをご馳走するようになって、引っ越しの編入でその頃はまだあまり友達出来てなかった彼女と、それをきっかけに仲良くなった。
彼女、今となっては「しょーがないじゃない、あの頃は作れなかったし、食べるだけだったし」とか、過去形で話すけれど、料理は上手なんだがお菓子は今でも食べるだけなんだよね、俺に任せるとか言ってさ。
何か羨ましいぞ
チンコもげろ!
>>204
良いすよ。
じゃあ付き合ったきっかけあたりを詳しく。
あの店のなんとかいうケーキが美味しいとか、どっかの国のなんちゃらいうすごいデザートを雑誌で見たとか、作るのが好きな俺と食べるのが好きな彼女と、方向性に違いはあっても趣味は同じだから話も合って、一緒にいて楽しかった。
まあ、良い友達だったんだな。
2年生の、やっぱり今頃だったかな。
彼女が突然、チョコレートを使ったお菓子の作り方を教えてくれと言い出した。
バレンタインデーに贈りたい3年生がいるんだって、ようやくちょっと仲良くなったんだって。
珍しく真顔でそんなこと言うもんだから、俺は友達として応援してやりたくて、一生懸命メニュー選んで材料そろえて、休日の真っ昼間からうちのキッチン占領して、二人で頑張っていろいろ作ってみた。
ぷち料理教室だね。
で、その結果、「このケーキを本命にする。食べてみて」そう言って、レシピ覚えた彼女がメニューいろいろ試しながら、初めて一人で作って持ってきた。
ザッハトルテは、いちばん上手にできた自信作と言うだけあって、びっくりするほど美味しかった。
これ食べたら絶対オチる。
その3年生、喜ぶといいなって二人で笑った。
でも、2月14日過ぎて、やっぱり例の3年生には何も贈らなかったと彼女に言われた。
理由を聞いたら、二人でいろいろ作ったのがすごく楽しかったから、ちゃんと考えてみたんだと。
なんであんなに楽しかったのか、仲良くなってからずーっと俺のことをどう思ってたのか。
「だから、あの時食べてもらったのが本命のケーキ」
そのままその場で告白されて交際開始、数年後めでたく結婚することになりました。
と、今では食べるだけの彼女が昔一回だけ作ったケーキが、俺達が付き合い始めたきっかけでしたというお話。
ヤバイです、なんか書いててものすごく恥ずかしいですw
詳しくってこんなんでいいんでしょうかね?
>>214
いいな
もげてしまえ!
結婚はしたくないが、他人の結婚に至るまでの話を聞くのが好きな俺ってどうなんだろう
>>214
お幸せに
いい話だー
で、そのレス番は狙ったのかい?w
目ざといなw
むねがキュンキュンするじゃねーか、このやろう!
お前なんか、生クリームプレイでもすればいいんだ!
なんちゅうかわいい話だ。
人の誕生日に何をやってんだかw