その時、俺は、地元を離れその町に移り住んでもいいと思っていたが、本当に好きな仕事を辞める決心が出来なかった。その事を彼女に伝えて謝るのが、精一杯だった。
引用元: ・http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/cafe30/1145860663/
もう10年ぐらい前だけど、四国のある町に半年近く出張した時、スナックの女の子を口説いて、一人暮らしの部屋に転がり込んだ
最初は、会社が取った旅館に泊まっていたが、四六時中、上司と顔を合わせるのが嫌で、出張の間だけの遊びのつもりでいた
地元にも付き合ってる女がいたし、夜の女なら都合がいいと思っていた
実際、地元の彼女を3回、四国に呼んで会っていた
正直、四国の彼女は、見た目に綺麗とは言えず、むしろ田舎の素朴な女の子で、地元の彼女はモデル並の綺麗な女だったが、我が儘なのが欠点でもあった
日に日に、俺は四国の彼女に、気持ちが傾いていき、出張が終わりに近づいたある日、『俺の町で一緒に暮らそう』と彼女に言った
地元の女とは、別れる決心をしたのだ
彼女の答えは、『生まれ育った町を離れたくない』 だった
その時、俺は、地元を離れその町に移り住んでもいいと思っていた
その事も彼女に話し、1ヵ月だけ待って欲しいと告げ、その町を離れた
だけど、地元に戻り、俺は1度だけしか彼女に電話する事が出来なかった
本当に好きな仕事を辞める決心が出来なかった
その事を彼女に伝えて謝るのが、精一杯だった
今でも、その時の後悔を引き摺ってる自分がいる