それから俺も気になって毎日携帯で電話し、他愛も無い話をしていたが、2週間ほど経って、携帯の請求書が来た。10万円、これからどうしよう。 >> 国際恋愛、たーいへんだな。
引用元: ・http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1264064395/
すまんちょっと昼寝していたら、嫁さんを迎えに行く時間になって外に出ていた。
遅くなったが適当にフェイクを入れて書くぜ。
大学院を出て就職して2年目から中国に出張するようになった。
中国メーカーから物を買うのだが、品質が安定しないのでチェックのためだった。
出張自体は1週間程度の短いものだが、2・3ヶ月に1回程度あった
出張にも慣れた3年目ごろ、メーカーの通訳が変わった。
それが後の嫁だ。当時俺は27歳、嫁24歳
初めて会ったときは近くの空港だったが、中国国内線が2時間程遅れて疲れていたので(これは良くあることだが)普通にちょっと挨拶をした程度だったが、前の通訳に比べて美人だが 、日本語が下手でこれは苦労しそうだなと思ったのを覚えている。
その時の出張自体はやはり前の通訳より日本語が通じなく、話に苦労したが、仕事自体は順調に終わった。
1週間のチェックが終わり日本に戻るときが来た。
日本に戻る時に何故か電話番号を聞いたのだった。
俺はモテナイ普通の男で、会社も男とおばさんしかいないので、何でも話を聞いてくれる美人が居て嬉しかったかもしれない。
そこで電話番号を聞いたのが今の嫁になるキッカケのひとつだった。
日本に帰ったら1週間分の仕事が溜まっていて、毎日残業で電話番号の事など忘れていた。
週末の金曜か土曜日だったか、溜まっていた仕事を片付けて、そういえば電話番号を聞いたな、ちょっと電話してみるか?
と思って電話を掛けた。
携帯で電話を掛けてみた。
後に電話代でやられる事になるが、その時は何も考えていなかった。
このタイミングがもう一つのキッカケだった。
確か電話を掛けた時間は7時位だったと思う。
中国は時間が日本より1時間遅いので6時で仕事が終わるころだ。
電話を掛けるといきなり嫁が泣き始めた。
動揺して話を聞いてみると、うちの会社(A社とする)と他の会社(B社とする)とのメールを送り間違えたとのこと。
たまたまA社・B社に両方M村という苗字の人が居て、上司からM村さんにメールを送ってくれと言われて、B社のM村さんに確認メールを送ったとのことで、酷く怒られたらしい。
俺からするとそれは上司が悪いだろうと思ったが、嫁は凄く後悔しており、「会社に入って2週間で首になるかも」と泣いていた。
嫁は俺の出張に併せて雇われたが、結構給料が良かったようで、辞めたくないと言っていた。 (給料はあくまで現地基準ね)
俺は「やったものはしょうがないし、入社2週間なので上司が悪い」と言い、来週から仕事に行くしかないよと慰めていた。
後で嫁と話したとき、
「会社では酷く怒られたが別に涙は出なかった。」
「やさしくされたから泣かされた。あのタイミングは悪い!でも嬉しかった。」
とか言っていた。
このタイミングで電話しなかったら結婚は無かったねと、嫁と2人で話したことがある。
よう日本鬼子
536: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/05/23(日) 06:23:29
それから俺は何となく気になって2~3日に一回電話していた。
嫁の仕事自体は特に問題なく処分も無かったそうだ。
2ヵ月後また中国出張に成った。
中国出張では俺はお客さまなので毎日接待で飯を食いにいき、その後カラオケ(キャバクラみたいなものだ)に行く流れだったが、俺は毎日一旦ホテルに帰って嫁を呼んで2人で話したりお茶したりしてた。
だが、夜11時位に成ると嫁母から電話が掛かり、もう帰らないといけないと言う。
その時は厳しい家だったのだと思っていたが、後に対決する事になる
嫁母は束縛が強い人だった。
また、実は中国出張はこの時が最後になる予定で、俺もこの関係をどうするのか悩んでいた。
出張4日目位の夜、いつものように嫁とお茶しているときに、俺が 「出張はこれで最後に成りそうだ。ここは(現地ね)日本から遠くて簡単に遊びには来れない。」
「もし結婚して日本に来たいと思うなら続けよう。そう思わないなら、これ以上付き合っても辛いだけだから、話をするのを辞めよう」と、後で考えたら会って2ヶ月でプロポーズしていた。
嫁は急に泣き出して「今そんな事決められない。でも別れたくない」と言っていた。
結局その時は話が纏まらず、11時になりホテルに戻る事にした。
ホテルに戻る途中、いきなり嫁を抱きしめてキスしてみた。
そしたら、その場に倒れこんでしまい、経験が無い真面目な子なんだなとなんて思ってた。
>>543
四円ありがとう。
長編に成りそうだけど、やる気が出たよ。
ホテルに向かっている途中で嫁母から電話が掛かってきた。
嫁は泣きそうに成りながら、「帰らないといけない・・・、でも帰りたくない」と言っていた。
俺はそんな嫁を「もうちょっと話そう」と言って、ホテルの部屋に連れて入った。
俺は正直悩んでいた。
俺の出張は終わるが、他にも出張する人は居るし、変にやり逃げなんかすると噂されて会社に居られなく成りそうだ。
しかし27歳の俺の息子は突撃指示を出していた。
ちなみにその時の嫁の服はチャイナドレスだった。
話した内容は正直、余り覚えていない。
ベッドに2人で一緒に寝て、ずっと抱きしめていた。
俺は話の内容より、息子の突撃指示と戦い、結局俺が勝ち、朝まで息子は待機させた。
後で嫁は実は覚悟していたが、ここで手を出さなかったから信じられる人だと思ったそうだ。
>>547
付き合うって言うか、告白はしたよ。
電話ばっかりで、あんまり付き合ったとかは無かったんだけどね。
548: 521 2010/05/23(日) 19:47:36
結局その日は朝までホテルで寝て、次の日の朝6時位に嫁が帰った。
次の日も朝8時から仕事で、正直余り眠れなかった俺は辛かった。
その後普通に仕事を続け、7日目に帰国する事になった。
帰国するのは朝6時に起きて8時10分の中国国内線に乗り、移動後の空港で日本へ行く国際線に乗る事になる。
普通は朝早いため。送迎運転手しか居ないのだが、嫁も見送りに来てくれて、空港のセキュリティゾーン外で泣きながら手を振っていて、「日本に着いたら電話してね」と言っていた。
日本に付いて、家に着いたのが夜10時位で、嫁に電話を掛けて、「無事に着いたよ」と言ったら、嫁が怒って、「もっと早く電話しなさい」と言っていた。
そりゃ、携帯代高く付くわな。
紫煙