【びっくりポン】伊豆諸島から都内の総合病院に出産しに来た人。巨大児になると診断されて・・

私が出産で入院しているときに会ったスゴイ人。

都内の総合病院なんだけれど、伊豆諸島の某島から出産しに来た人がいた。

定期検診は島の医者にエコーとか普通にしてもらってたらしいけど、「このまま予定週までいくと、巨大児になってしまうだろう。

この島には帝王切開の設備がないので、今のうちに東京の病院で計画分娩しなさい」との診断。（ちなみに急遽帝切になった場合は、設備がある近くの島まで
ヘリで搬送するそうだ）

それで、こっちの病院に着いて診て貰ったら「大きさ普通だよ？戻って普通にお産してもいいけど、もし過期産になったらやっぱり帝切だろうし、設備の整ったこっちの方が安心でしょ。折角だから今晩産んでおこうか」と計画分娩開始したそうだ。

陣痛室にて、促進剤で陣痛が起こってきた彼女。

尿意を催してトイレへ行ったら、歩いた刺激で赤子が降りて来る感覚があったそうな。慌ててベッドに戻り、ナースコール。

しかしナースは全員出払っており、呼べど叫べど誰も来ず。

しかし赤子は勝手に降りてくる、ようやくナースが駆けつけた時には、頭が出ていたそうな…。

分娩台に移動も出来ず、そのまま陣痛室のベッドで出産。

一人で産んだようなものなので、東京の病院どころか、島の自宅でも大丈夫だったよね？と笑い話になっていました。

ご主人は近くのホテルに泊まりだし、退院してすぐに新生児とフェリーで帰らなきゃだし、心身も経済的にも大変そうでした。それもこれも、島の医者の診断がおかしかったからで、かわいそうなのだけれど。

でも母子とも無事だったから笑い話で済んだわけで、それだけはよかったかな。