【恋を語る】運命の恋人、かっちゃん。最後の最後に傷つけてごめん。私結婚しました。

別れてもう10年になる彼、彼とすごした2年は忘れない。

「運命の恋」が人生にあるとしたら、それは紛れもなく彼との恋だったと、そうはっきり言える。

愛されることを知らず、心を開くことを知らなかった私をあなたは心全部で包み込んで支えてくれましたね。

暖かくて柔らかくて、生まれてきて良かったと心から思えたのは、あなたのそばにいた時が初めてでした。

そして他人の幸せを真実願ったのも、この時が初めてでした。

本当に、生まれたばかりの子供のようにあなたを必要として、ひまわりのようにあなたの笑顔を求めました。

あなたが愛を教えてくれたから、今まともな人としての私がいる。

本当にありがとう。

あなたのご両親に結婚を反対されたのは「家格と宗教が違う」という理由でした。

私の家族も同じ理由で反対していました。

あなたも私も、家族との板ばさみで苦しんだ。

あなたは「私を幸せにできないかも知れない」と悩み、私はあなたの重荷になるのが怖かった。

障害を乗り越えるにはお互い、勇気が足りなかったのですね。

あなたから切り捨てられるのが怖くて、私は他の男性と付き合うことを決めて、あなたから離れてしまいました。

ごめんなさい。

最後まであなたとちゃんと向き合って、別れの痛みまで分かち合うべきでした。

逃げて、最後の最後に傷つけて、ごめんなさい。

かっちゃん、私結婚しました。

「幸せになると約束してくれ」と言われて10年もたってやっと。

あなたとの恋が運命だとしたら、夫との結婚は、この人と共に歩き幸せになろうと、自分が選んで飛び込んだ道です。

これからの人生、逃げず見捨てず、夫と向き合って生きてゆきます。

あなたから逃げて後悔した二の舞にはなりたくないから。

幸せになります。

.

「ひまわり」という映画を、あなたと別れたあと泣きながら見ました。

今なら泣かずに見れるかもしれません。

運命の恋人はあなたでした。

あなたといた時に感じたこと・与えられたこと・学んだことが、今も私を形作り、支えてくれています。

ありがとう。

長文失礼しました。

読んでくださった方、ありがとうございます　ﾉｼ