高校生の頃に行った修学旅行のことを最近思い出したので書かせていただきます。沖縄に修学旅行に行き、国際通りを5.6人くらいの班で観光してる最中に友達がトイレ行きたい・・
高校生の頃に行った修学旅行のことを最近思い出したので書かせていただきます。
沖縄に修学旅行に行き、国際通りを5.6人くらいの班で観光してる最中に友達(♀ 180cm ヲタ ぽちゃ)がトイレ行きたい我慢できないと言ってきた。
トイレを貸してくれそうなお店を急いで探して連れていった。
お店の前で待ってるからと言ってしばらく待ってた、友達がなんとも言えない顔で店から出てきて開口一番「だめだった…」と言った。
ズボンは濡れていて全てを悟った。
みんなその事実には触れずにズボンを探しに行こうと歩き出した。
無言で歩く私に、彼女はポツポツとごめんなさいという言葉と、漏らしてしまった理由を話だした。
「すごく前からトイレ行きたくて、恥ずかしくて言えなくて…我慢しながら歩いて…さっきみんなでアイス食べたら、我慢限界になっちゃって…それでほんとに限界で、トイレに着いたと思ったら、先にだれか入ってて…待ってたけど出てこなくて、ぐすっ…」
ツッコミを入れる余裕はホントになかった、不自然に濡れて臭いを放つスボンを履いた女子を国際通りという観光スポットで連れて歩いているのだ、自由時間の縛りもある。
一刻も早くこの状況をなんとかしなければならなかった。
探し回っていて、なぜお土産Tシャツは売っているのに、お土産ズボンはないんだ!と変なことも考えていた気もする。
そしてミリタリーショップのような店でサバゲー用コスチュームみたいな感じで迷彩柄のポッケがたくさんついた男性用ハーフパンツが置いてあった。
彼女は大柄でぽちゃだったので、サイズは問題ないだろうと有無を言わさずそれを買わせた。
金額は見てないのでサッパリ覚えていない。
試着室で着替え終わった彼女を見て、やっと緊張の糸が解け、みんなの口数ももとに戻った気がした。
みんなも彼女のようになる可能性がないわけではないから、何も言わず触れずあんなに必死だったのだろうか。
1番の修羅場だったのは漏らした彼女だと思うけど、他人に対してあれだけ真剣になったのはあれ以来あまりないと思う。
このことは班内のタブーとなり、修学旅行後も一切話されることはありませんでした。
引用元: ・https://www.logsoku.com/r/2ch.net/kankon/1407501228/