
Angelogabriel / Pixabay
結婚までの話だけど長いよ。嫁「二回目に会ったときに好きになってた。ふため惚れです。」の名言が出てくるまで、ちゃんと読んでほしいね・・・
引用元: http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1446543955/
多少のフェイクは入ってます。文才無いのはご勘弁!
俺たちの馴れ初めには切っても切れない関係の女性がいるんだ。
それは、嫁の妹…
まあ、今は義妹だわな。
そもそも、俺と義妹は同級生。
高校卒業してからも何かと付き合いが続いていた。
嫁姉妹は南国の島国出身なんだか、小さい頃に本州の関東近辺に引っ越してきてた。
当然島には親戚などがいるので、良く向こうにも行っていたようで島にも馴染みがあったのね。
そこで、義妹は南国の自然、植物や動物に興味を持ち動植物の勉強したいと、高校卒業後働いてお金を貯めて、オーストラリアに行く事になったんだ。
ワーキングホリデーも兼ねてだったかな?
嫁も当然見送りに来たワケだが、
当時独り暮らししながら働いていたので職場から直行の現地合流だった。
オーストラリア行きの便は大体夜の8時以降発なので、
確か空港に着いたのは夕方の5時か6時くらいだったと思う。
合流してから三人で夕食しようという事になっていた。
パンをかじる嫁「パン食べます?」
俺「エッ?」( ゚д゚)
当時の嫁はストレートロングの黒髪で、見た目は松島菜々子。
…というより彼女が演じてた大河ドラマ「利家とまつ」の「まつ」。
見た目の第一印象は「大人のお姉さん」だったので、
俺にしてみれば、第一声との合わせ技でかなりの衝撃を受けた。
せっかくなのでパンは有り難く頂きましたが、これから食事するんじゃないの??
ちなみに、義妹は桜井幸子似。世代がバレるが(汗)
そんなこんなで、三人で食事を済ませ義妹は無事出国。
帰りは嫁を送る事になった。
俺としては第一印象こそインパクトあったが、
嫁に対して特別な感情は持たなかったと思う。
その証拠に帰りの道中の会話は一切記憶に無い。
嫁もそうだったと思う。
ただ、出発間際、
義妹「お姉ちゃんと俺くんは気が合うと思うよ」って言い残して行ったのと、
嫁は嫁で妹がお世話になっていたので何かお礼がしたいと思ったらしく、
お互いの連絡先を交換した。
・・・続き
また、世代がバレるが当時はインターネットの黎明期Windows95か98かって時代。メールアドレスも交換した。
それで、たどたどしいながらメールでのやり取りが始まった。
今でこそ当たり前だけど、メールって連絡手段が俺と嫁に丁度良い距離を作ってくれたんだと思う。
しばらくして「食事でもしましょうか?」って事になった。
地元では有名な某駅の待ち合わせ名所で待ち合わせ、冬場の寒い日だったから確かちゃんこ鍋かなんかだったと思う。
初めて二人きりの食事は、メールでの下地があったせいか会話も弾みかなり楽しかった。
しかし、この時も俺は特別な感情は持たず。
しかし、どうやら嫁はそうでは無かったらしく、その後のメールの会話が微妙に変化してきた。
その後の嫁からのメールはどうも歯切れが悪いし、体調が良くない様な話が多くなる。
「今日は食欲がないから夕飯は食べられませんでした」とか・・・
まあ、お互い仕事をしてて、それなりに忙しいので疲れてるんだろうぐらいに思ってたんだけど、嫁はどんどんネガティブになっていくんだよね。
そしてしばらくそんな状態が続いていたんだけど、今度は急に
嫁「俺さんとはもう連絡取らないほうがいいと思う」
なんて言いだした。
実際に連絡が途絶える事はなかったんだけど、嫁とは特別な関係でもなし、俺も対人スキルが高くもないからただ話を聞く事しか出来なかった。
でもさ、やっぱり気になるじゃん、俺を受け入れて仲良くしてくれる人が苦しんでいるのは見たくないし心が痛むわけよ。
それで少しづつでもいいからその苦しみをとる手伝いが出来ればと思って、俺なりに会話(基本メールだけど)を工夫したりしはしてたのね。
そしたら、ある日、
嫁「とても具合が悪いのでしばらく連絡できないと思います」ってメールが来て、
その後週間ぐらいかな?
こっちがメールしてもいっさい連絡が途絶えてしまった。
—-ちょっと明日も仕事なので今日はこれまで。
しかし、書き物に慣れないから文が長くなってダメだね。
自分の才能のなさにorz
>>419
無理して書かなくていいと思う
義務なわけじゃないよ
書きたいなら言い訳しないくらいまとめてから書きなよ
下手くそアピール要らないから
こんばんは。
>>422さん、ありがとう。
そうだよね。きっとコレは俺が書きたいんだよな。
んじゃ続きを
俺は嫁の体調の事もそうだが直前までの態度の変化もあったので、落ち着かない日を過ごしていた。
心配には思うものの、メールをしても返事は来ない、具合が悪いところに電話をするのも迷惑だろうと。
そもそも、俺のその時の正式な立場は嫁の妹の同級生なだけで、しつこく連絡できる理由もないのよ。
それでも気にはなる訳で、
嫁と出会うかなり前にに義妹が「お姉ちゃんがもうすぐ結婚するかも知れない」って言ってた事を思い出したりしてね。
恋人がいるかとか、
まして結婚の事とかなんて聞いた事もなかったから、
実情は分からないし・・・「それが関係してるのか?」とか
イロイロ考えちゃってね、俺も少し落ち込んでたと思う。
とにかくモヤモヤしてたな。
久しぶりに嫁から連絡が来た。
この時は電話だった。
嫁は本当に体調を崩していた。
原因不明の高熱がでて顔がパンパンに腫れ上がっていたらしい。
幸い後にも先にもそれっきりだし、後遺症のような物も無いとの事だった。
どうやら、元々仕事が忙しかった上に、先の発言にもあるように俺との関係に色々思い悩んだく挙句、食事もロクに取れなくなりストレスも相まって体調が悪化したのではないかと思われた。
そして嫁は、その間にあったこれまでの心境の変化などを説明しくれた。
「一緒に食事をした時に、俺さんは私の話を親身になって聞いてくれた。」
「その態度をみて、俺さんに好感を抱いた。」
「でも、その途中で俺さんに(女性から)電話かかって来たので、彼女かと思った。」 (※俺注 学生時代のサークルの仲間と翌週スノボに行く予定でその打ち合わせだった)
「妹のことも有るし、気になるけどこれ以上近づくのはよした方が良いと思うようになった。」 (※俺注 俺と義妹が付き合っていた事があると思ってた)
「いろいろ考えると食欲もなくなり、体調も悪くなった。」
「顔が腫れたとき、こんな顔じゃもう俺さんに会えないと思った。でもそれがすごく辛かった。」
「幸いにも回復した時に、また俺さんに会える、会いたいと思った。」
大体こんな感じの話だった。
さすがの俺も、ここまで言われれば、嫁の気持ちがハッキリ分かるわけで・・・。
それに、俺も嫁の態度が変化した辺りから”意識する”の”意識”の質が違ってたんだろうね。
連絡が来た時は凄くホッとしたし、何よりまた嫁と話せた事が本当にが嬉しかった。
俺の方も「当たり前に」「ごく自然に」接してたつもりが、実はすごく「特別な事だった」んだと気が付いた。
でもね、対人スキルが高くない俺が嫁にかけた言葉は、
俺「って事は、嫁ちゃんの具合が悪かったのは、お医者様でも草津の湯でも治らない病だったんだね?」
今思えば、スキル低い癖になんでそんな言葉だけは知ってんだヨ!なんだけど。
ただ、この発言のおかげで後の嫁の名言を引き出したと思っている。
少なくとも俺は・・・異論は認めない!
嫁「えっ?」(・・?
そうです、嫁はその意味を知りませんでした
俺「嫁ちゃん『お医者様でも草津の湯でも恋の病は治らない』って知らない?」
嫁「知らなかったよ。そっかぁ~・・・。うん、その病気だったんだね。」(*´▽`*)
俺「へ~、嫁ちゃんは俺に恋しちゃってたのね?」( ̄▽ ̄)
嫁「う~・・・そうだよ。」(*ノωノ)
嫁「二回目に会ったときに好きになってた。ふため惚れです。」←コレ俺の中の嫁名言
俺「おお!ふため惚れって・・・」
俺的には非常に萌えましたね。
人生で初めて聞いた言葉だったし「一目惚れ」って言われるより、
なんだかよほど説得力があった。
だから、心底うれしかったよ。
気持ちが通じた気がした。
前にも書いたけど俺は「嫁に受け入てもらった」って意識があったから、
今思うときっとその頃はもう嫁に惚れていたんだろうな。
もっと言えば、もしかしたら俺は一目惚れしてたのかもね。
空港でパンをくれた嫁に。
だから・・・
俺「俺はこうなる前から嫁ちゃんに受け入れて貰ってると思ってるのね。そういう実感がある。だから、俺も嫁ちゃんを受け入れて生きて行きたいと思います。」
とか、なんとか言ったような気がする・・・・うまく言えないんだけど、お互いの懐に入りあっている様な、包みあっている様なそんな感じ。
その後、嫁とは正式に付き合う事になったが、
義妹なども交えつつイロイロあったりしたけど、
結婚して子供も生まれ嫁の天然にも楽しませてもらって今はとても幸せです。
長くなったけど、俺の馴れ初めはこんなところかな。