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じゃあ帰したくないって言ったんだよね。でも俺の財布の中、あれ、残りいくらだっけ?て状態。 >> それでどうなったよ。消化不良だ。
引用元:http://www.logsoku.com/r/2ch.net/tomorrow/1384513427/
電車乗ってたら嫁がオレの隣に座った。
しばらくして嫁が寝始め、俺の肩を枕にスースー。
かわいいからいっか、と思い、むしろこの状況を楽しもうと降りる駅を過ぎてもそのままにしてた。
やがて嫁起きる。
俺の肩に嫁のよだれべったり。
嫁が謝りクリーニング代出すといったので、気にしなくていいと言ったんだが納得せず。
とりあえず近くの駅で降りて喫茶店入った。嫁謝りっぱなし。
その日は嫁がどうしてもというので、連絡先だけ交換した。コーヒーは嫁のおごり。
それから、嫁から連絡くるようになりチョコチョコ逢うようになった。それが馴れ初めかな。
あれから十年たち、
今でもかわいい子が隣に座ると何かいいことないかなと期待してしまう。
598です。淡い思い出が大人小説風になってしまうので、望まぬ人は読み飛ばして。
連絡先を交換してから、しばらくして嫁から連絡がきた。
内容は、クリーニングの代わりにせめて食事でもおごらせてと。
いやいや、気を使わなくていーよ、と言ったんだがどうしてもというので、じゃあせめて割り勘にしようと提案して逢うことに。
話してみて、オレが大学生で嫁が社会人だとわかった。
それで嫁が、私がおごると伝票をもってすたこら会計してしまった。
俺は半額出すと言ったんだが、お姉さんに任せなさいと言って受け取ってもらえず。
しかたなく、俺から次回の食事を提案し次は俺がおごると約束した。
結局その次も嫁がほとんど出して俺は千円くらいはらっただけ。
またもや、次は出すからと約束入れる。こんな感じで何回か食事だけした。
男女間の進展はなかったものの、話が意外とあい、一緒にいると楽しいなとは思っていた。
そして、ある日のこと。
>>601
続き。
ある日、T島屋のレストランで食事を終えた後、中で俺の好きなアーティストの個展が、開催されているのを発見。
しかも入場無料。嫁にちょっとみたいといって入ったんだ。
しかし、これが酷かった。
まるで秋葉原のキャッチみたいに、複製画を買わないかとやたら勧められた。
値段は百万単位。
学生だから金無いといっても、毎月一万から割賦で買えるからとか、ともかく離してくれなかった。
何を話してもダメ。
全部返される。
言い訳がなくなってきたと思ったとき、
>>602
続き。
言い訳が思い浮かばす、相手にやりこめられそうになったとき、見かねた嫁が俺の手をグッとつかみ、強引にその場から出たんだ。
そのまま手をつないだまま、帰るために駅に向かった。お互い黙ったままで何を言うでもなく、かといって手も離さず駅まできた。
駅まできて、電車乗るしかないとなったとき、二人、立ち止まった。
手はつないだまま。
それから何も言わずに見つめ合ってた。
時間は多分一分もなかったと思うが、凄く凄く長い間見つめ合ってた。
そして、どちらからともなく、明るい駅構内で周りに人がいるなか、キスした。
最初は軽く唇と唇で。
一旦唇を離したあと、また見つめ合い、今度は舌と舌で。何回も、何回も。
そして、俺は言ったんだよ。明日も仕事?って。
嫁が明日は休みといったので、じゃあ帰したくないって言ったんだよね。
>>603
続き。
ただ、問題が一つ。
当時バイトしかしてなかった俺の財布の中には、一万しか入ってなかったんだよね。
食事で数千使い、あれ、残りいくらだっけ?て状態。
場所は新宿。
安いとこに移動するのもムードが壊れるなあ、と思ってたんだよ。
しばらく悩んでたら、それを察したのか嫁が、
続きは需要があったら書くわ。ひとまず。
>>ハァー ここまでか・・・・・・・・・