チカンが修羅場だった。電車でご丁寧にお尻の割れ目に沿うように・・このチカン！！

もう一つ、これはチカンが修羅場と思われる。

23歳頃、千代田線に乗っていて、湯島から終電近くの電車に乗ったら、結構満員で、自分は長いシートの右端、三人目くらいに立っていた。

西日暮里を出てすぐに、私の斜め前に座っている20代後半のサラリーマンが席を立とうとしたんだけど、満員で立ってる人が邪魔で立ち上がれず、立とうとしては二回ほど尻餅をついてた。

気の毒に思い、狭いながらも彼の前を開けるように、無理して少し横に寄ったら、ようやく立ち上がることが出来て、ありがとう、と礼を言った・・・・

その時、そいつ私の尻をベロンと撫でていった。

ご丁寧に、中指がお尻の割れ目に沿うように突き出してべろんっと！

親切にしてやったのに、この野郎！！と頭に血が上って、そいつの背中をバシッと殴り「何すんだこのチカン！！！」当然反論してくるだろうと思い仁王立ちで待ち構えたが、「ご・・ごめんなさい」

彼はそう答えて遠いほうの出口へ行き、ドアの真ん中に立った。

当然車内の好奇の目が彼に集中、ドアのそばに居たカップルに、覗き込むようにじろじろ見られ、くすくすひそひそされ、顔を真っ赤にしてた。

千代田線は西日暮里までは駅の間二分くらいの走行の、かなり駅同士近いのだけど、西日暮里ー町屋間は、今までと違って少し長い。

その間チカンは真っ赤な顔をして脂汗を流しながら、ドアをじっと見つめて佇んでいた。

電車中が+（0ﾟ・∀・） + ﾃｶﾃｶ +という感じで

今だ、あの空気が忘れられないw