当時勤めていた会社の飲み会の帰りに、寄った行きつけだたったのbarで、として働き始めていたのが嫁。簡単なカクテルを作れるようになった頃から、味のチェックをしてほしいと…
引用元: ・http://mao.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1482637709/
嫁の命日だったので、投下してみる。
当時
俺、24
嫁、22
当時勤めていた会社の飲み会の帰りに、寄った行きつけだたったのbarで、として働き始めていたのが嫁。
簡単なカクテルを作れるようになった頃から、味のチェックをしてほしいとたびたび言われるようになった。
>>558
途中で投下してしまったので、続きます。長くなりそうなので途中で切るかも知れません。
いつも、そこの店では小説を読んだり、マスターと軽い会話をしながら、2杯ほどの酒をのみ、部屋に帰るのが定番になっていたので、少々驚いたが気軽に引き受けた。
ある日の帰り、いつものように帰り支度をして、鞄に文庫本を仕舞おうとした際、栞を床に落としてしまった。
それを拾ってもらい、栞についていた組紐がきっかけで、会話が増えることに。
とは言うものの、そこから半年ほどは店のスタッフと客の関係のまま経過する。
むやみに脱ぐもんじゃねえ
>>560
続き
マスターから、シェイカーを使ったカクテルの作成のOKをもらい、普段よりも、嫁のカウンター内での働きぶりがイキイキと、しだした頃のこと。
俺は喉の乾きもあって、フィズ系のカクテルがのみたくなり、嫁に「おすすめのフィズがあれば、お願いします」とオーダーした。嫁が作ってくれたのは“アプリコットフィズ”
フィズが、俺の前に届けられる際、囁くような声で「私の気持ちです」と言った嫁をを気にも止めず、心地よい炭酸の刺激と杏の香りを楽しみながら飲んだのを覚えている。
まさかカクテルにまで花に花言葉があるように意味のあるものがあるなんて、当時の俺は知るよしもなかった。
半分ほど飲み終えた頃、マスターからアプリコットフィズの“意味”をそっと耳打ちされ、「マジで?」といったあと、嫁とグラスを何度も見てしまったのを覚えている。
あのときの嫁、仕事用のメイクしてたので、顔にはでなかったが、耳が真っ赤だった。俺は、驚きつつも、了承。
その日の帰りに、嫁に連絡先のメモを渡し、部屋に戻った。
>>560
続き
マスターから、シェイカーを使ったカクテルの作成のOKをもらい、普段よりも、嫁のカウンター内での働きぶりがイキイキと、しだした頃のこと。
俺は喉の乾きもあって、フィズ系のカクテルがのみたくなり、嫁に「おすすめのフィズがあれば、お願いします」とオーダーした。嫁が作ってくれたのは“アプリコットフィズ”
フィズが、俺の前に届けられる際、囁くような声で「私の気持ちです」と言った嫁をを気にも止めず、心地よい炭酸の刺激と杏の香りを楽しみながら飲んだのを覚えている。
まさかカクテルにまで花に花言葉があるように意味のあるものがあるなんて、当時の俺は知るよしもなかった。
半分ほど飲み終えた頃、マスターからアプリコットフィズの“意味”をそっと耳打ちされ、「マジで?」といったあと、嫁とグラスを何度も見てしまったのを覚えている。
あのときの嫁、仕事用のメイクしてたので、顔にはでなかったが、耳が真っ赤だった。俺は、驚きつつも、了承。
その日の帰りに、嫁に連絡先のメモを渡し、部屋に戻った。
重複した。
スマソ
>>564
続き
連絡先を渡して部屋に戻った後、汗を流し、すぐに微睡んだ。翌朝、携帯を確認してみると、留守電が1件入っていた。
嫁からだった。
「あのっ、嫁美です!俺さんのケイタイですよね。受け止めてくれて、ありがとうございましたっ!よろしくですっ!」って、かなりのハイテンション。
時刻は、barの閉店時間を過ぎた深夜一時だった。
今の時間は、嫁が寝ているであろうことは明白だったので、午後二時頃に勤務先から、タバコ休憩をとるタイミングでコールバックした。
昨日は楽しく飲めたことと、メールアドレスも知りたいので教えてほしいことと、こちらこそよろしくと伝えて、通話を終えた。
終業時間に差し掛かった頃、携帯が震えてメールの着信を知らせた。
嫁からメールアドレスを知らせるものだった。
互いに昼夜すれ違いの多い環境だったのもあり、barで、客の少ないタイミングで小声で会話を交わし、それ以外では、メールがメインのやり取りが続いた。
マスターの計らいだったのだろう。
ある日から、店のスタッフが充実したこともあってか、月に二度の休みが嫁のシフトに新たに追加されるようになった。
それまでも、嫁が休みになると、俺の帰ってくる時間に家の近くの公園で、待ち合わせして部屋で食事を作ってくれたりしていた。
ここまで、恋人同士になって三ヶ月ほどになっていたが、キス止りで、なかなか、それ以上になるタイミングを逃していた。
>>568
続き
ある日のこと。
嫁の休みと、俺の休みが、重なることが、判明した週が、俺の誕生日を含む週であることに気づいた嫁。
俺が昼飯を喰っているタイミングで、メールを送ってきた。
「今度の一緒の休みに、俺さんの部屋でお祝いしようよ。誕生日の。お酒は私が選ぶから買わなくて良いからね。おつまみのチョイスは任せる!でも、この間のチーズのやつは必須で(^-^)」 とか、書いてあって、確かにアレは外せないとか、他愛のないやり取りが楽しかったのを覚えている。
そんなこんなで、二人の休みの日の前日、定時にあがれた俺は、乾きもの系のつまみをあらかじめ買っておこうと、自宅近所のスーパーに寄っていた。
すると、嫁から着信。
barの開店前のこんな時間に、珍しいなと思いながら電話に出ると、「今日、日付変わる前にあがれることになったから、部屋に行っちゃってもいい?」とのものだった。
なんでも、一緒に働くスタッフの友人が日付が変わる頃の時間にbarに来ることになり、そのスタッフと勤務時間を今日だけ、入れ替えたんだどの事。
俺、もちろん快諾。
嫁の好物の、オニオングラタンスープを作っておくことを伝えると、嫁のテンションあがったのが、声だけでわかった。
通話を終え、買い物もそこそこに帰宅。
スープも出来上がり、バターライスも炊き上がって、後は嫁を待つばかりとなっていた。
俺「今日こそは関係を進展させるぞ!」と内心ドキドキしながらの待機。
こういうときって、時間メッチャ遅いのな、流れるの。
そこに嫁からのメールが届いた。
ドキドキ
>>570
続き
嫁からのメールが、「最寄り駅についたからあと15分しないくらいで着くよ」って内容だった。
そのメールを受け取った俺はオニオングラタンスープに、フランスパンとピザ用チーズを加えて、オープントースターヘセット。
やっぱり、温かいものはできたてが美味しいからね。
そろそろ完成かなと言うタイミングで、チャイム。嫁、到着。
「おじゃま~(^-^)」という声と共に、流れるように、居間へ。
手には何やら酒瓶らしいものを持っている。
コートを脱ぎながら、ニコニコ顔で待つ嫁。
この笑顔に、やられっぱなしでした。
「ん?それって酒?冷やしとこうか?」
「うん、よろしく。シェリー酒なんだ」
「はいよ~、もう少しで、スープも仕上がるよ」
「やったー!(^-^)」
冷蔵庫にシェリー酒を入れたら、ちょうどスーブが仕上がったので、ふたり分のスープと、バターライスを盛って、嫁の前へ。
付け合わせには、カレー風味のマッシュポテトと、小さめのポークソテー。
「俺さんのオニオングラタンスープは、私のお気に入りなのだ(⌒0⌒)」といって、美味しそうに食べる嫁。
うまそうに喰ってくれるだけで、つくる甲斐あるよね。
>>575
続き
二人で食事を終え、嫁が入れてくれたコーヒーを飲みながら、ホッと一息ついていると、冷蔵庫から、シェリー酒を取り出した嫁が、なんだか改まった風に座り直したんだよね。
「俺さん、このシェリー酒は私の気持ちです。受け取ってもらえますか?」って言われてさ。
俺、ここで「( -_・)?これはもしかしてまた……」と思ったわけ。
嫁が、勉強のために置いてあったノートを開いて、項目見つけて、たまげたね。
先越されたのさ……orz。
俺「(°Д°)」
嫁「(///∇///)」
って感じ。
もう、二つの意味を込めて、「大切にいただきます」って言いましたよ。
もちろん、朝まで、たっぷりモゲましたとも。
昼過ぎまで、ベッドの中でイチャイチャし続けてました。
そのあとは、トントン拍子に事が運び、翌月から同棲開始、嫁の誕生日にプロポーズ、両家に承諾をもらい、俺27、嫁25で、夫婦に。
そして、夫婦期間一年半で、嫁、事故にて逝く。
先日で12年目になりました。再婚の気持ちはまだありません。
もうしなくてもいいかなとも思っています。
皆様、伴侶は大切になさってくださいませ。
それでは、名無しに戻ります。
長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
そういう伴侶に巡り会えたのも一つの出会いだったんですかね。合掌。
目から水が流れてきた
お前に再び運命の出会いがある呪いをかけておいた
≫all
もしかして超絶KYだったか(^o^;)
だとしたら、スマソm(_ _)m
泣けてきた バイク事故ですか?
脇見運転のトラックにはねられたんです。
実は作り話でしたお前らバーカと言ってくれ
そう言えたら、どんなに楽だろう。事実だから言えないわ。悪いな
よっぽど性格の悪いクズだろう、こんなゴミよりさっさと楽しいのきて欲しいわ
横断歩道で?
俺はお前を支持する